特許
J-GLOBAL ID:200903084180699613

色信号補正装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉山 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-095365
公開番号(公開出願番号):特開平6-292224
出願日: 1993年03月30日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】 補色イメージャを用いた単板式カラーテレビカメラにおける分光特性のばらつきを原色分離マトリクス回路の係数値の調整により補正する。【構成】 N個のカラーサンプルからなるテストパターンを調整すべきテレビカメラにより撮像して得たR信号と、該テストパターンを完全調整済のカメラにより撮像して得たR信号(目標出力)とを比較し、この比較出力を各カラーサンプル毎の目標出力の大きさに応じて正規化した後、各カラーサンプルに応じた重み付けをしてから2乗した信号を全カラーサンプルにわたって積分し、この積分出力が最小となるように原色分離マトリクス回路の係数の値を設定する。この係数値は、上記積分出力を係数の関数と見て各係数による偏微分を0とおいた方程式から導出することができる。この操作をG信号及びB信号についても行うことにより原色分離マトリクス回路の全ての係数の最適値を求めることができる。
請求項(抜粋):
入力された複数の色信号を演算結合することにより色信号演算出力を形成すると共に、該色信号演算出力を補正色信号として出力する色信号演算手段と、該色信号演算手段における演算結合の係数値を設定する係数値設定手段とを備えた色信号補正装置であって、前記係数値設定手段は、(1)複数のカラーサンプルの各々について得られた複数の色信号を入力する色信号入力回路と、(2)前記複数のカラーサンプルの各々についての補正色信号の目標値を入力する目標値入力回路と、(3)前記色信号演算手段に設定すべき係数値を決定する係数値決定回路と、を備え、かつ、該係数値決定回路は、下記の最小2乗法に基づいて係数値を決定するものであることを特徴とする色信号補正装置。記色信号入力回路より入力された複数の色信号を前記色信号演算手段の演算規則に従って演算結合することにより得られる色信号演算出力の値と目標値入力回路より入力された目標値とに基づいて算出した誤差を該目標値に応じて正規化し、この正規化された誤差に対して各カラーサンプルに応じた重み付けと2乗演算を行ったのち複数のカラーサンプルのすべてについて積分し、この積分出力を最小とする条件のもとに前記係数値を決定する。
IPC (4件):
H04N 9/73 ,  H04N 9/04 ,  H04N 9/64 ,  H04N 9/67
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-142293
  • 階調補正方法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-236068   出願人:松下電器産業株式会社

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