特許

J-GLOBAL ID：200903084184048137

透明性に優れたポリオレフィン系樹脂積層延伸フィルム

発明者： 大 森 浩 ,  上 田 安 宏 ,  千 田 英 一
出願人/特許権者： 日本ポリケム株式会社 ,  三洋化成工業株式会社
代理人 (1件)： 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-337313
公開番号（公開出願番号）：特開平11-170456
出願日： 1997年12月08日
公開日（公表日）： 1999年06月29日
要約：

【要約】【課題】 帯電防止性に優れ、ブリードによる白化、ブロツキングの問題や接着性、印刷性に悪影響がなく、更に加工時に発煙等の問題がない、加工安定性と透明性に優れたポリオレフィン系樹脂積層フィルムを提供する。【解決手段】 最外層に下記成分A〜成分Dからなる帯電防止性樹脂層を形成し、延伸した透明性に優れたポリオレフィン系樹脂積層延伸フィルム。 成分A: ポリプロピレン系樹脂 55〜90重量% 成分B: 融点160°C以下の芳香環含有ポリエーテルエステルアミド 5〜40重量% 成分C: ポリアミド樹脂 3〜20重量% 成分D: 成分(d1)及び成分(d2)から選ばれる1種以上の変性低分子量ポリプロピレン 1〜20重量%成分(d1):数平均分子量800〜25,000、酸価5〜150の変性低分子量ポリプロピレン。成分(d2):(d1)がアルカノールアミン及び/又は水酸基含有ポリオキシアルキレン化合物で変性される数平均分子量800〜28,000の変性低分子量ポリプロピレン。

請求項（抜粋）：

最外層に下記の成分A、成分B、成分C及び成分Dからなる帯電防止性樹脂層を少なくとも1層形成し、少なくとも1方向に延伸し、ヘーズが20以下であることを特徴とする、透明性に優れたポリオレフィン系樹脂積層延伸フィルム。 成分A: ポリプロピレン系樹脂 55〜90重量% 成分B: 融点が160°C以下の芳香環含有ポリエーテルエステルアミド 5〜40重量% 成分C: ポリアミド樹脂 3〜20重量% 成分D: 下記成分(d1)及び(d2)から選ばれる1種以上の変性低分子量ポリプロピレン 1〜20重量%成分(d1): 数平均分子量800〜25,000であり、酸価5〜150の変性低分子量ポリプロピレン。成分(d2): 成分(d1)の(無水)カルボン酸単位の一部又は全部がアルカノールアミン及び/又は水酸基含有ポリオキシアルキレン化合物で変性されている数平均分子量800〜28,000の変性低分子量ポリプロピレン。

IPC (9件)：

B32B 27/32 ,  B29C 55/12 ,  C08L 23/10 ,  C08L 77:12 ,  C08L 77:00 ,  C08L 23:26 ,  B29K 23:00 ,  B29K 77:00 ,  B29L 9:00

FI (3件)：

B32B 27/32 E ,  B29C 55/12 ,  C08L 23/10