特許
J-GLOBAL ID:200903084202369116

オレフィン重合用触媒およびオレフィンの重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-109916
公開番号(公開出願番号):特開平10-298216
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 優れたオレフィン重合活性を有するオレフィン重合用触媒および該触媒を用いたオレフィンの重合方法を提供すること。【解決手段】 本発明に係るオレフィン重合用触媒は(A)下記式(I)で表される遷移金属アミド化合物と、(B)有機金属化合物、有機アルミニウムオキシ化合物およびイオン化イオン性化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物とからなる。【化1】
請求項(抜粋):
(A)下記一般式(I)で表される遷移金属アミド化合物と、(B)(B-1) 有機金属化合物、(B-2) 有機アルミニウムオキシ化合物、および(B-3) 遷移金属アミド化合物(A)と反応してイオン対を形成する化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物とからなることを特徴とするオレフィン重合用触媒;【化1】(式中、Mは周期表第3〜6族の遷移金属原子を示し、R1 〜R10は、互いに同一でも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、炭化水素基、ハロゲン化炭化水素基、有機シリル基、アルコキシ基、アリーロキシ基、-COOR11、-N(R12)C(O)R13、-OC(O)R14、-CN、-NR152 または-N(R16)S(O2 )R17(ただし、R11〜R17は炭素原子数が1〜5のアルキル基を示す。)を示し、R1 〜R5 のうち少なくとも1つは水素原子以外の基であり、かつR6 〜R10のうち少なくとも1つは水素原子以外の基であり、またR1 〜R5 で示される基のうちの2個以上の基が互いに連結して環を形成していてもよく、R6 〜R10で示される基のうちの2個以上の基が互いに連結して環を形成していてもよく、mは、0〜2の整数であり、nは、4または5であり、Aは、互いに同一でも異なっていてもよく、周期表第13〜16族の原子を示し、Eは、炭素、水素、酸素、ハロゲン、窒素、硫黄、リン、ホウ素およびケイ素から選ばれる少なくとも1種の元素を有する置換基を示し、Eが複数の場合には、複数のEは、互いに同一でも異なっていてもよく、またEで示される2個以上の基が互いに連結して環を形成していてもよく、pは、0〜4の整数を示し、Xは、水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜20の炭化水素基、炭素原子数1〜20のハロゲン化炭化水素基、酸素含有基、イオウ含有基、ケイ素含有基を示し、pが2以上の場合には、Xで示される複数の基は互いに同一でも異なっていてもよい。)
IPC (2件):
C08F 4/64 ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/64 ,  C08F 10/00

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