特許
J-GLOBAL ID:200903084204733419

水中の有害物質のモニタ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-208094
公開番号(公開出願番号):特開平7-063725
出願日: 1993年08月24日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】酵素ウレアーゼと微生物亜硝酸生成細菌とを組み合わせて、簡便で迅速にしかも連続的に水中に混入する有害物質のモニタリングを行なう。【構成】酵素ウレアーゼと微生物亜硝酸生成細菌とを組み合わせ、バイオセンサまたはバイオリアクターを用いて、バイオセンサから溶存酸素量の変化,バイオリアクターから紫外吸光度を測定し、溶存酸素量の増加によるセンサ出力の変化、または亜硝酸性窒素の減少による紫外吸光度の変化から、水中に混入する可能性を持つ有害物質のシアンやフェノール,農薬類などを効率よく常時監視することができる。
請求項(抜粋):
ウレアーゼを固定化した固定化酵素膜と亜硝酸生成細菌を固定化した固定化微生物膜で形成するハイブリッド膜を備えた溶存酸素電極およびこの溶存酸素電極に密着したフローセルからなるバイオセンサを有する液流路に、所定の燐酸緩衝液を流してセンサ出力を測定し、次に所定濃度の尿素を含む燐酸緩衝液を流してセンサ出力を測定した後、これら2種類の燐酸緩衝液の相対センサ出力差を100%として計測部で演算し記憶させておき、次いで前記液流路に検水を流し、そのセンサ出力が前記相対センサ出力差100%相当値より低下した時点で、溶存酸素量の変化に基づく有害物質の存在を検出することを特徴とする水中の有害物質のモニタ方法。
IPC (4件):
G01N 27/416 ,  G01N 21/33 ,  G01N 27/327 ,  G01N 33/18
FI (2件):
G01N 27/46 301 Z ,  G01N 27/30 355

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