特許
J-GLOBAL ID:200903084213433975

脆性破壊しにくい鋼製柱・H形鋼梁仕口部と梁の接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-108630
公開番号(公開出願番号):特開平9-273220
出願日: 1996年04月05日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 従来の仕口部の梁に破壊靭性の高い鋼材を使用する施工方法の問題点は、溶接施工方法の影響が大きく、鋼材固有の高い破壊靭性を生かすことができない点にある。このような破壊特性の高い鋼材の使用を解消する方法を提供する。【解決手段】 鋼製柱・H形鋼梁仕口部と梁とをスプライスプレートとボルトを用いて接合する方法において、スプライスプレートの長さ方向のヤング率が幅方向のヤング率以上であって、かつスプライスプレートの長さ方向の引張強度が400〜800MPaであり、さらにスプライスプレートの幅方向のヤング率が140000MPa以下であって、かつスプライスプレートの幅方向の引張強度が長さ方向の引張強度以下のスプライスプレートを使用する。
請求項(抜粋):
鋼製柱・H形鋼梁仕口部と梁とをスプライスプレートを用いて接合する方法において、スプライスプレートの長さ方向のヤング率が幅方向のヤング率以上であって、かつスプライスプレートの長さ方向の引張強度が400〜800MPaであり、さらにスプライスプレートの幅方向のヤング率が140000MPa以下であって、かつスプライスプレートの幅方向の引張強度が長さ方向の引張強度以下のスプライスプレートを使用することを特徴とする脆性破壊しにくい鋼製柱・H形鋼梁仕口部と梁の接合方法。

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