特許
J-GLOBAL ID:200903084213793785

電子制御装置のプログラム書き換え方法およびその書き換え装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-346712
公開番号(公開出願番号):特開2003-150397
出願日: 2001年11月12日
公開日(公表日): 2003年05月23日
要約:
【要約】【課題】 ネットワークで接続された複数の電子制御装置のうちの1つに対して記憶された制御用プログラムを書き換える装置において、制御用プログラムを書き換える際に、当該電子制御装置との通信を停止されたことによって他の電子制御装置に記憶された異常情報を消去できるようにする。【解決手段】 プログラム書き換え装置10は、電子制御装置40と通信を行うことによって、フラッシュメモリ41に記憶されている制御用プログラムを書き換える。電子制御装置50、60は電子制御装置40と通信関係にあり、通信が停止されたときに、その異常情報を記憶する。プログラムを書き換える際に、電子制御装置50、60から故障履歴を読み出し、プログラムの書き換えが完了した後、故障履歴を消去したうえ、電子制御装置50、60に書き戻す。これによって、プログラムの書き換えに伴って記憶した異常情報を消去が可能になる。
請求項(抜粋):
不揮発性メモリが備えられている複数の電子制御装置が、互いに通信線を介して接続され、制御時には異常情報を前記不揮発性メモリに記憶するとともに、設定された所定の電子制御装置と通信を行うことによって、相手の電子制御装置の状態を判断し、異常があった場合には、その異常情報を前記不揮発性メモリに記憶するようになっており、前記所定の電子制御装置には書き換えることのできる制御用プログラムが記憶され、該制御用プログラムを書き換える場合は、前記通信線にプログラム書き換え装置を接続し、前記所定の電子制御装置と通信を行うことによって、前記制御用プログラムを書き換えるプログラム書き換え方法であって、第1のステップで、前記所定の電子制御装置を除いた他の電子制御装置と通信を行い、それぞれの不揮発性メモリに記憶されている故障履歴を読み出して記憶し、次いで第2のステップで、前記所定の電子制御装置と通信を行い、新しい制御用プログラムを送信して、前記制御用プログラムを書き換え、続いて第3のステップで、再度、前記他の電子制御装置と通信を行い、それぞれの不揮発性メモリに記憶されている故障履歴を消去したうえで、第1のステップで読み出して記憶した故障履歴を前記他の電子制御装置の不揮発性メモリに書き込むことを特徴とする電子制御装置のプログラム書き換え方法。
IPC (4件):
G06F 11/00 ,  F02D 45/00 376 ,  G05B 23/02 301 ,  G06F 11/30 305
FI (4件):
F02D 45/00 376 B ,  G05B 23/02 301 V ,  G06F 11/30 305 C ,  G06F 9/06 630 A
Fターム (18件):
3G084DA04 ,  3G084EB02 ,  3G084EB06 ,  5B042GA12 ,  5B042GA13 ,  5B042GB08 ,  5B042JJ17 ,  5B042KK02 ,  5B042LA19 ,  5B042MA08 ,  5B042MC18 ,  5B042NN36 ,  5B076EB02 ,  5H223AA10 ,  5H223CC08 ,  5H223DD03 ,  5H223EE06 ,  5H223EE11

前のページに戻る