特許
J-GLOBAL ID:200903084227417360

耐硫化物応力割れ性に優れた高強度鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-228071
公開番号(公開出願番号):特開2000-063940
出願日: 1998年08月12日
公開日(公表日): 2000年02月29日
要約:
【要約】【課題】高強度でありながら耐SSC性に優れた油井やガス井及びそれらに関連した諸設備や化学プラント設備などに好適なYSが110ksi級の高強度鋼の製造方法。【解決手段】0.05〜0.5%のNb含有鋼に、1050〜1300°Cの温度域からの焼入れを施し、次いで再加熱後二段目の焼入れを施して細粒化した後焼戻しする。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.2〜0.35%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.1〜1%、Cr:0.3〜1.2%、Mo:0.2〜1%、Al:0.005〜0.5%、Ti:0.005〜0.5%、B:0.0001〜0.01%、Nb:0.05〜0.5%、V:0〜0.5%、W:0〜1%、Zr:0〜0.5%、Ca:0〜0.01%を含み、Ti+0.5Zr:0.005〜0.5%で、残部はFe及び不可避不純物からなり、不純物中のP:0.025%以下、S:0.01%以下、Ni:0.1%以下、N:0.01%以下、O(酸素):0.01%以下である鋼を、1050〜1300°Cの範囲内の温度に加熱し、その温度域で10分間以上保持した後焼入れし、次いで700〜900°Cの温度域の加熱速度を20〜50°C/秒として900〜1150°Cの範囲内の温度に再加熱し、その温度域で3分間以内保持した後再焼入れし、その後、焼戻しをおこなうことを特徴とする110〜155ksiの降伏応力を有する耐硫化物応力割れ性に優れた高強度鋼の製造方法。
IPC (4件):
C21D 6/00 ,  C21D 8/10 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/54
FI (5件):
C21D 6/00 F ,  C21D 6/00 X ,  C21D 8/10 C ,  C22C 38/00 301 F ,  C22C 38/54
Fターム (22件):
4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA05 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA12 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA26 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032AA37 ,  4K032AA39 ,  4K032BA03 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03

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