特許
J-GLOBAL ID:200903084228142900

吹き付け法枠工法、及び吹き付け法枠

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-059073
公開番号(公開出願番号):特開2000-257076
出願日: 1999年03月05日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】【課題】 十分大きな法面抑止力を得る。施工途中で法面崩壊が生じる恐れをなくす。鉄筋を法面に正しい位置で格子状に配置する作業を簡単かつ確実にかつ能率的に行う。【解決手段】 法面12にアンカーを格子状配列で施工し、このアンカーの頭部に支圧部材17を取り付け、支圧部材17およびアンカーにより法面の抑止力を得る。鉄筋13はアンカー16間毎に個別に配置する。鉄筋13の先端部を支圧部材17の四方の側板19に設けた異なる深さの縦溝22、23に落とし込み、鉄筋13の先端部のねじ部に螺合させた2つのナット29を締め付けて、側板19に固定する。鉄筋13部分および支圧部材17部分にモルタルまたはコンクリートを吹き付けて格子状法枠11を形成する。鉄筋13は側板19の縦溝22、23に落とし込むと、正しく配置される。また、鉄筋13を配置する前の段階で法面の安定化を確保できる。
請求項(抜粋):
法面に鉄筋を法面表面から若干浮かせた位置で格子状に配置し、前記鉄筋部分にモルタルまたはコンクリートを吹き付けて法面安定化のための格子状法枠を形成する吹き付け法枠工法において、前記格子状に配置しようとする複数方向の鉄筋の交点部分にそれぞれアンカーを施工し、各アンカーの頭部に、当該アンカーに与えた張力を地盤に伝えるための支圧部材を取り付け、この支圧部材は、アンカー挿通穴を持つ底板とその上面に設けた複数の側板とを備えた構造であって、前記鉄筋を各アンカー間毎に個別に配置するとともに、当該アンカー間の鉄筋の先端部を前記支圧部材の側板の所定高さ位置に設けた位置決め固定部に連結固定し、次いで、前記鉄筋部分および支圧部材部分にモルタルまたはコンクリートを吹き付けて格子状法枠を形成することを特徴とする吹き付け法枠工法。
Fターム (3件):
2D044DB52 ,  2D044DC11 ,  2D044EA01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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