特許
J-GLOBAL ID:200903084230734458

蒸気圧縮式冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 紘一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-360638
公開番号(公開出願番号):特開2000-179960
出願日: 1998年12月18日
公開日(公表日): 2000年06月30日
要約:
【要約】【課題】 蒸気圧縮式冷凍サイクルにおいて、気液分離器を用いない回路とすることでコスト低減を図りながら、冷媒のもれに伴う能力低下を防止する【解決手段】 圧縮機2、放熱器3、蒸発器7、内部熱交換器4、放熱器3からの冷媒の圧力を制御する高圧制御弁5、圧縮機2入口側での冷媒の過熱度が所定値となるように放熱器3から蒸発器7への冷媒の流量を調整する過熱度制御弁6により基本回路が構成されており、選択手段13は、温度・圧力検出手段12の温度検出値に対する圧力検出値が所定範囲内であれば第1の冷媒温度検出手段10からの冷媒温度検出値を選択し、温度検出値に対する圧力検出値が所定範囲を越えた場合に第2の冷媒温度検出手段11からの冷媒温度検出値を選択する。
請求項(抜粋):
二酸化炭素(CO2)を冷媒として用い、気相冷媒を圧縮する圧縮機と、上記圧縮機で圧縮された冷媒を外部流体と熱交換して冷却する放熱器と、上記放熱器からの冷媒を蒸発させて上記圧縮機に供給する蒸発器と、上記放熱器出口の冷媒と上記蒸発器出口の冷媒とで熱交換を行わせる内部熱交換器と、上記内部熱交換器から流出する上記蒸発器出口からの冷媒温度を検出する第1の冷媒温度検出手段と、上記内部熱交換器に供給される上記蒸発器からの冷媒温度を検出する第2の冷媒温度検出手段と、上記放熱器から上記内部熱交換器に供給される冷媒の温度及び圧力を検出する温度・圧力検出手段と、上記温度・圧力検出手段の検出値に基づき、上記第1の冷媒温度検出手段からの冷媒温度検出値と第2の冷媒温度検出手段からの冷媒温度検出値のいずれかを選択する選択手段と、上記選択手段により選択されたいずれかの冷媒温度検出手段からの冷媒温度検出値に基づいて、上記圧縮機入口側での冷媒の過熱度が所定値となるように上記放熱器から上記蒸発器への冷媒の流量を調整する過熱度制御弁とを備え、上記選択手段は、上記温度・圧力検出手段の温度検出値に対する圧力検出値が所定範囲内であれば第1の冷媒温度検出手段からの冷媒温度検出値を選択し、温度検出値に対する圧力検出値が所定範囲を越えた場合に第2の冷媒温度検出手段からの冷媒温度検出値を選択することを特徴とする蒸気圧縮式冷凍サイクル。
IPC (3件):
F25B 1/00 395 ,  F25B 1/00 304 ,  F25B 9/00
FI (3件):
F25B 1/00 395 Z ,  F25B 1/00 304 P ,  F25B 9/00 Z

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