特許

J-GLOBAL ID：200903084234415322

鉄心形成方法及び金型

発明者： 瀬尾 洋一 ,  山田 豊信 ,  山添 哲次
出願人/特許権者： 東芝エフエーシステムエンジニアリング株式会社 ,  株式会社東芝
代理人 (1件)： 外川 英明
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-101637
公開番号（公開出願番号）：特開平11-290965
出願日： 1998年04月14日
公開日（公表日）： 1999年10月26日
要約：

【要約】【課題】 金型内で溶接エネルギーを上げることなく高い溶接強度が得られるレーザー溶接による鉄心の結束形成方法及び金型を提供する。【解決手段】 打抜かれた薄板8を順次金型(下型1)内で積層し、この積層薄板8の円周方向に有する複数箇所の溶接点A〜D周りを積層方向に乾燥用ガス10a の掃射により打抜油を除去し、シールドガス11を溶接点A〜D及びその前からと後へ薄板8積層方向に流した状態で、レーザー照射して薄板8間の溶接を前記複数箇所の溶接点A〜Dの内で円周方向の1溶接点Aから積層方向に開始し、以後1又は複数枚後の薄板間の溶接は前記1溶接点A及び他の溶接点C,Dとは夫々異なる溶接点Bから積層方向に行って金型(下型1)内で鉄心を結束形成する鉄心形成方法と金型である。

請求項（抜粋）：

上型及び下型により打ち抜かれた薄板を下型内で積層し薄板相互間をレーザー溶接により接合して鉄心を形成する金型において、前記下型の中央部に埋設されたダイと、該下型中央部の上下方向に貫通穿設されたワーク保持孔と、このワーク保持孔のダイ下部側面に穿設された油乾燥溝と、この油乾燥溝に供給される乾燥用ガスと、前記ワーク保持孔の貫通方向略中央部に前記下型胴部を直角方向に貫通し且つ水平方向に開口されて配設された複数個のレーザー照射室と、このレーザー照射室にシールドガスを流入させレーザー照射溶接により薄板を接合して鉄心を形成することを特徴とする金型。

IPC (3件)：

B21D 28/02 ,  B23K 26/14 ,  H02K 15/02

FI (3件)：

B21D 28/02 C ,  B23K 26/14 ,  H02K 15/02 F