特許
J-GLOBAL ID:200903084236605650

放射線硬化性水性印刷インキ組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角田 嘉宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-289453
公開番号(公開出願番号):特開平7-138515
出願日: 1993年11月18日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】 高分子量のポリウレタン骨格を有し、しかも重合性二重結合を有する放射線硬化性水性印刷インキ組成物を提供する。【構成】 (A)活性水素を2個以上含有する化合物と、(B)アクリロイル基及びメタクリロイル基の少なくとも1個の基と複数のヒドロキシ基とを含有する二重結合含有ポリオール化合物と、(C)有機ポリイソシアートとの反応により、末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーを得、これを水に分散する。この分散物中のウレタンプレポリマーの末端イソシアネートを、ポリアミン化合物、ケチミン化合物、又は水を用いて高分子量化した放射線硬化性ポリウレタン水分散体に、光増感剤を添加して放射線硬化性水性印刷インキ組成物を得る。【効果】 この水性印刷インキ組成物に含まれるポリウレタンは高分子量化が十分に行われているため、得られるインキ膜は乾燥のみで接着性等に優れ、しかもポリウレタン骨格の重合性不飽和基の重合により一層優れた物性を発現する。
請求項(抜粋):
(A)活性水素を2個以上含有する化合物と、(B)アクリロイル基及びメタクリロイル基からなる群から選択される少なくとも1個の基と複数のヒドロキシ基とを含有する二重結合含有ポリオール化合物と、(C)有機ポリイソシアートと、の反応により得られる末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーを、水に分散させたものに対し、該乳化分散物中の前記ウレタンプレポリマーの末端イソシアネートを、一級アミノ基及び/又は二級アミノ基を含有するポリアミン化合物、ジアミン及び/又はトリアミンのケチミン化合物、並びに水からなる群から選択される化合物を用いて高分子量化反応させて得られる放射線硬化性水性ポリウレタン水分散体と、光増感剤とを含有することを特徴とする放射線硬化性水性印刷インキ組成物。
IPC (7件):
C09D 11/02 PTU ,  C09D175/16 PDZ ,  C08G 18/08 NFS ,  C08G 18/10 NFT ,  C08G 18/67 NFA ,  C08G 18/81 NFN ,  C08G 18/83 NGV
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-017113
  • 特開平4-091162
  • 特開昭56-038316

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