特許
J-GLOBAL ID:200903084237361282

並列運転インバータの横流制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-222344
公開番号(公開出願番号):特開平8-098538
出願日: 1994年09月19日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】複数のインバータを並列運転する際に、各インバータの自動電圧調整器へ入力する値に誤差があるときに、これに起因して流れる横流無効分を零に抑制することにある。【構成】電圧検出値と電圧指令値との偏差を自動電圧調整器18へ入力してインバータ出力電圧を電圧指令値どおりに制御するが、これら検出値や指令値の各インバータごとの誤差が原因で生じる横流無効分を補正する補正設定値をインバータ単独運転時に予め調整しておき、インバータ並列運転時に補正量設定器31が前記補正設定値を補正量として自動電圧調整器18へ入力させる。或いは、並列運転中の常時は前記補正量設定器31で設定した補正設定値で前述した誤差に起因する横流無効分を補正するが、不感帯設定器41の作用によりインバータ相互間を流れる無効分横流の検出値が補正設定値を越えれば、横流無効分演算器16が演算する無効分横流演算値を前記補正設定値の代わりに補正量として前記自動電圧調整装置18へ入力させる。
請求項(抜粋):
インバータの出力電圧を電圧指令値に一致させる自動電圧調整装置を備えたインバータの複数組を並列に接続して運転する際に、インバータ相互間を流れる無効分横流を検出し、この無効分横流検出値を補正量として前記自動電圧調整装置へ入力させる並列運転インバータの横流制御方法において、前記無効分横流検出値に対応した補正値を予め設定し、前記インバータが並列運転する際は、当該インバータの自動電圧調整装置へ入力する前記電圧指令値を補正する極性で前記補正設定値を入力させることを特徴とする並列運転インバータの横流制御方法。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02J 3/38
引用特許:
審査官引用 (1件)

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