特許
J-GLOBAL ID:200903084239245859

熱線反射紫外線吸収透明体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 栄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-267091
公開番号(公開出願番号):特開平8-133792
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】光学特性と熱線赤外線遮蔽性能を損なうことなく紫外線を遮蔽し、殊に400nm 付近で紫外/可視領域の境界を極めてシャープに遮蔽し、特性を維持しつつ、耐擦傷性、耐摩耗性或いは耐久性を格段に高め、建築用の単板の窓材は勿論、自動車用窓材として長期の使用ができるものを得る。【構成】透明基材表面に、少なくとも貴金属系薄膜を1層以上含む多層膜、又は金属、酸化物、窒化物、炭化物並びに酸窒化物のうち少なくとも1種以上からなる熱線反射膜を下地層として形成し、次いで蛍光増白剤および紫外線吸収剤を溶解添加してなる合成樹脂系プライマーコーティング溶液を塗布して加熱硬化し紫外線吸収性薄膜を形成した後、シロキサンプレポリマーが有機溶剤に溶解されてなるシリコーン系ハードコーティング溶液を塗布して加熱硬化し保護薄膜を形成することで順次被覆して成るハードコート型熱線反射紫外線吸収膜の表面に、ポリシラザン系混合物の溶液を被覆成膜してなる熱線反射紫外線吸収透明体。
請求項(抜粋):
透明基材の表面に、少なくとも貴金属系薄膜を1層以上含む膜を積層してなる多層膜、または/および金属、酸化物、窒化物、炭化物ならびに酸窒化物のうち少なくとも1種以上からなる熱線反射膜を下地層として形成し、次いで該下地層上に、蛍光増白剤および紫外線吸収剤を溶解添加してなる合成樹脂系プライマーコーティング溶液を塗布して加熱硬化し紫外線吸収性薄膜を形成した後、シロキサンプレポリマーが有機溶剤に溶解されてなるシリコーン系ハードコーティング溶液を塗布して加熱硬化し保護薄膜を形成することで順次被覆して成るハードコート型熱線反射紫外線吸収膜の表面上に、ポリシラザン系混合物の溶液を被覆成膜してなることを特徴とする熱線反射紫外線吸収透明体。
IPC (8件):
C03C 17/38 ,  B32B 9/00 ,  B32B 15/04 ,  B60J 1/00 ,  C03C 17/42 ,  C08J 7/04 ,  C09D133/00 PGC ,  C09D183/04 PMS
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 紫外線吸収透明体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-298841   出願人:セントラル硝子株式会社
  • 保護被覆を施した機能性膜付ガラス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-190005   出願人:セントラル硝子株式会社
  • 車両用紫外線遮断ガラス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-332052   出願人:日産自動車株式会社, セントラル硝子株式会社
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