特許
J-GLOBAL ID:200903084249063392

広角レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沼形 義彰 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-235010
公開番号(公開出願番号):特開平10-078545
出願日: 1996年09月05日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 画角確保のため、撮像素子の小型化でレンズの焦点距離が小さくなり、各レンズ面の曲率半径も小さくなる。プラスチックレンズ玉の曲率半径が小さくても金型製作と面精度管理ができれば量産性で問題とはならない。しかし、研磨加工を行うガラスレンズ玉の曲率半径の大きさは、製造コストに直結する。小さい曲率半径のガラスレンズ玉では、量産効果によるコスト低減があまり望めない。従って、小型の撮像素子に対応した広角レンズの低コスト化を達成するため、ガラスレンズ玉の曲率半径を大きくすることが課題である。【解決手段】 物体側より順に、凸レンズと凹レンズと、大きな空気空間をおいて凸レンズと凹レンズと凸レンズを備えたレンズ系において、第1レンズ〜第3レンズをプラスチックレンズとし、第4レンズと第5レンズを貼り合わせのガラスレンズとし、第3レンズの像面側に設けた非球面の非球面量を規定することによって、諸収差を良好に補正した広角レンズ。
請求項(抜粋):
正の焦点距離を有する第1レンズと、負の焦点距離を有する第2レンズとよりなる第1のレンズ群を物体側に、正の焦点距離を有する第3レンズと、負の焦点距離を有する第4レンズと、正の焦点距離を有する第5レンズとよりなる第2のレンズ群を像面側に配設し、第1のレンズ群と第2のレンズ群との間には間隔を形成してなる広角レンズにおいて、第1のレンズ群は、第1レンズを両凸のレンズ形状のプラスチックレンズ、第2レンズを像面側に凹面を向けたレンズ形状のプラスチックレンズとし、第2のレンズ群は、第3レンズを像面側に凸面を向けたレンズ形状で像面側に非球面を設けたプラスチックレンズ、第4レンズを物面側に凸面を向けたメニスカスレンズ形状のガラスレンズ、第5レンズを両凸のレンズ形状のガラスレンズとすると共に、第2のレンズ群の第4レンズと第5レンズは貼り合わせ構造としたことを特徴とする広角レンズ。
IPC (2件):
G02B 13/04 ,  G02B 13/18
FI (2件):
G02B 13/04 C ,  G02B 13/18

前のページに戻る