特許
J-GLOBAL ID:200903084250769959

光ファイバーリング干渉計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-198668
公開番号(公開出願番号):特開平7-012576
出願日: 1993年08月10日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 サニャック型光ファイバー干渉計において、ノイズと他との干渉の影響を最小限にして、干渉計の精度を高める。【構成】 単一の光ビームが第1の偏光ビームスプリッター(34)により二つの互いに直交する関係を有する直線偏光のビームに分割され、それぞれが直線偏光維持ファイバーで形成され、互いに90°ねじられたループの反対側の端部(36a,36b)に導かれる。それぞれ反対側の端部を出る二つのビームは、第1のビームスプリッターにより再合成され、再合成された光ビームは1/4波長板を通過させられ、そこで直線偏光が円偏光に変えられる。円偏光に変えられたビームは次に、第2の偏光ビームスプリッター(48)に通されて、入射光ビームに含まれる2つの異なる円偏光により定まる二つの異なった強度のビームに分割される。二つのビームは二つのビームの強度の差が検出される平衡検出器(56)に導かれる。二つのビームの強度の差は光ファイバーループの回転の方向及び測度を表わし、回転運動を検出する装置に使用される。
請求項(抜粋):
光ファイバーにより形成される第1及び第2の端部を有するループと、該ループの該第1及び第2の端部に、互いに異なる偏光ビームである第1及び第2のコヒーレントな光ビームを、該ループ中を互いに反対の方向に進行するようにそれぞれ導入する手段と、該第1及び第2の光ビームを、該光ファイバーループ中を通過した後に合成する手段と、該第1及び第2の光ビームの異なる偏光により、第1の光ビームに基づく該合成されたビームの光と第2の光ビームに基づく光とを区別する手段と、該第1の光ビームによる光と第2の光ビームによる光との間の相対的な位相シフトを検出する手段とよりなるファイバーリング干渉計。
IPC (2件):
G01C 19/72 ,  G01B 9/02

前のページに戻る