特許
J-GLOBAL ID:200903084251097458

薬液供給具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 達哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-027173
公開番号(公開出願番号):特開平10-201843
出願日: 1997年01月27日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】構造が簡易で、小型、軽量であり、携帯に適した薬液供給具を提供すること。【解決手段】本発明の薬液供給具1は、箱状のケーシング本体3と、該ケーシング本体3に蝶番5により回動可能に設置された蓋体4とで構成されるケーシング2を有している。該ケーシング2は、全体として扁平形状をなし、その内部には、収縮/復元可能な押圧部材8が、包材10内に減圧状態で密封収納された状態で収納されている。この押圧部材8は、例えば発泡体のような復元力のある多孔質体で構成されており、包材10を開封してその収縮状態を解除すると、復元し、蓋体4の当接面41との間でバッグ20を挟み、圧迫する。この圧迫により、バッグ20内の薬液は、チューブ21を介して排出される。蓋体4は、一対のピン6にフック7を掛けることで、閉じた状態が維持される。
請求項(抜粋):
軟質の袋状の容器内に収納された薬液を前記容器から排出させ、他所へ供給する薬液供給具であって、前記容器に当接する当接面を有する支持部材と、収縮状態と復元状態または膨張状態とに変形可能な材料で構成され、前記当接面との間で前記容器を圧迫し得る押圧部材とを有し、収縮状態に保持されている前記押圧部材にその収縮状態を解除する操作を行って該押圧部材を復元または膨張させ、その復元力または膨張力により前記容器を圧迫するよう作動することを特徴とする薬液供給具。

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