特許
J-GLOBAL ID:200903084264463518

燃焼ガス分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-126757
公開番号(公開出願番号):特開平11-304784
出願日: 1998年04月20日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 排ガス中のベンゼン等の特定成分の分析を高感度で行なう。【解決手段】 試料ガスを計量管15で計量した後に濃縮部13により濃縮する。所定のタイミングで切替バルブV4を切り替えて、C6以下の成分を含む試料ガスを切替バルブV5へ、C7以上の成分を含む試料ガスを切替バルブV6へ送る。切替バルブV5、V6はそれぞれC4〜C6及びC7〜C8の成分を含む範囲を選択して、フォーカシング部23、25へ送る。これにより、目的とする特定成分のみをクロマトグラフ分析することができるので、そのピークは他の物質の妨害をあまり受けず、明瞭に分離したトップの高いピークを得ることができる。また、計量直後に濃縮しているので、試料ガスを大量導入することができ、感度を一層上げることができる。
請求項(抜粋):
a)所定量の容積を有する計量管を備えた計量手段と、b)該計量手段にて計量された試料ガスを流通させるカラム及び流路切替バルブを備え、該流路切替バルブが切り替えられる前後にカラムを通過した試料ガスを相異なる流路に振り分ける成分分離手段と、c)該成分分離手段にて分流された各流路においてカラム及び流路切替バルブを備え、特定成分がカラムを通過する前後に該流路切替バルブを切り替えることにより流路毎にそれぞれ相違する特定成分を選択する複数の成分選択手段と、d)カラム、クーラ及びヒータを備え、クーラで冷却したカラムにより試料ガス中の特定成分を吸着し、該カラムをヒータで加熱することにより吸着した成分を脱離して前記成分選択手段にて選択された特定成分のピークをシャープにする複数のフォーカシング手段と、e)キャピラリカラム及び検出器を備え、前記フォーカシング手段を通過した特定成分を含む試料ガスを分析する複数の分析手段と、を備えることを特徴とする燃焼ガス分析装置。
IPC (2件):
G01N 30/46 ,  G01N 30/08
FI (2件):
G01N 30/46 E ,  G01N 30/08 G

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