特許
J-GLOBAL ID:200903084269679942

トナーエンプティ予告回路及びその予告方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-292803
公開番号(公開出願番号):特開平6-138768
出願日: 1992年10月30日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、静電潜像現像器において、トナーエンプティが発生し、次の印刷開始までの準備時間の短縮を図る為に設けるトナーエンプティの予告手段に関し、トナー補給手段におけるトナーの残量をより正確に検出でき、低コスト化が可能なトナーエンプティ予告手段の提供に関する。【構成】 トナーカセットによるトナー補給の時点からトナーエンプティまでのトナー補給回数を、使用するトナーカセット毎にシフトレジスタ等により複数回記憶させ、トナーカセット交換毎に計数して得られる前記トナー補給回数をシフトにより更新記憶させ、その更新記憶したトナー補給回数からトナーエンプティ予告までの補給回数を演算手段により更新決定するものである。この手段により装置毎のトナーエンプティ予告をばらつき少なく行うことが可能となる。
請求項(抜粋):
静電潜像現像器内のトナー残量が所定値より低下したことを検出するトナーエンプティ検知手段(1)を備え、当該トナーエンプティ検知手段(1)の出力に対応して所定のトナー量を前記静電潜像現像器内にトナー補給機構(5)によって補給する時点からトナー補給モータ(52)の回転数に比例する補給回数Eをパラメータとして計数する計数手段(53)を備えた装置において、前記トナーエンプティ検知時点のトナーの補給回数を予め定めた複数の初期値として格納する初期値設定手段(6)と、前記複数の初期値の平均値から予め定める補正値を減算した値をもってトナーエンプティの接近を判定するためのトナーエンプティ予告回数Empとして利用する演算回路(7)と、前記計数手段(53)が出力する補給回数Eを前記トナーエンプティ予告回数Empと比較して超過した際にトナーエンプティ予告を表示するトナーエンプティ予告手段(8)と、前記トナーエンプティ予告表示後、または前記トナーエンプティ予告回数Empとの比較結果が超過していなくとも前記トナーエンプティ検知手段(1)が検知するまで前記トナー補給回数の計数を続行させるトナーエンプティ確認手段(9)と、前記トナーエンプティ確認手段9が、前記トナーエンプティ検知手段(1)の出力を確認すれば、次にその確認時点における前記計数手段(53)の出力が予め定めた最大値と最小値の範囲内にあるかどうかを判定する誤計数判定手段(10)と、前記誤計数判定手段(10)の判定結果が前記範囲内にあれば、当該計数手段(53)の出力を前記演算回路(7)に記憶させた初期値と順次置換するトナーエンプティ予告回数更新手段(11)とからなり、前記トナーエンプティ確認手段(9)がトナーエンプティを確認しない場合、及び前記誤計数判定手段(10)の判定結果が前記範囲外にある場合は、共に前記設定したトナーエンプティ予告回数Empを変更することなく、前記トナー補給機構(5)によって前記所定のトナー量を補給するように構成したことを特徴とするトナーエンプティ予告回路。
IPC (2件):
G03G 15/08 114 ,  G03G 15/08 112

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