特許
J-GLOBAL ID:200903084275051858

QAM復調器における波形等化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-142885
公開番号(公開出願番号):特開平8-335894
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】QAM復調器での波形等化において、高速かつ長時間安定に波形等化動作を行えるようにすることを目的とする。【構成】直交検波手段101は、入力信号をI信号とQ信号に復調する。TRF102〜105は、前記I信号と前記Q信号を入力し歪みを除去する信号を生成する。加算器107、108は、TRF102〜105の出力を加算または減算し、歪みを除去したI信号とQ信号を出力する。制御手段106は、直交復調器101の出力と加算器107、108の出力を入力し、その時点での誤差の大きさを評価し、帰還定数を変化させながらTRF102〜105へ与えるタップ係数を求める。
請求項(抜粋):
2つの直交する搬送波によって変調されたI信号とQ信号を合成した伝送信号から、前記I信号とQ信号を再生する直交復調器において、前記伝送信号を入力しI信号とQ信号を出力する直交検波手段と、前記直交検波手段の出力するI信号を入力し自分自信の遅延波による歪みを除去するトランスバーサルフィルタ1と、Q信号を入力し自分自信の遅延波による歪みを除去するトランスバーサルフィルタ2と、I信号からQ信号へのクロストークを除去する信号を生成するトランスバーサルフィルタ3と、Q信号からI信号へのクロストークを除去する信号を生成するトランスバーサルフィルタ4と、前記トランスバーサルフィルタ1の出力から前記トランスバーサルフィルタ3の出力を減算しクロストークを除去したI信号を出力する第1の加算器と、前記トランスバーサルフィルタ2、4の出力を加算しクロストークを除去したQ信号を出力する第2の加算器と、前記第1、第2の加算器の出力と前記直交検波手段の出力を入力して、前記トランスバーサルフィルタ1〜4を制御する制御手段を具備し、前記制御手段は、前記直交検波手段の出力を保持するためのメモリ1と、前記加算器の出力を保持するメモリ2と、前記メモリ1の保持するデータを識別する識別手段と、前記メモリ1の出力と前記識別手段の出力の差を計算する誤差計算手段と、前記メモリ2に保持されたデータと前記誤差計算手段の出力を入力し相関演算を行う相関演算手段と、前記相関演算手段の出力から前記トランスバーサルフィルタへ与える制御データを計算するタップ係数計算手段と、前記誤差計算手段の出力を入力し評価して前記タップ係数計算手段の制御量を可変する評価手段とを備え、前記タップ係数計算手段の制御量を変化させて波形等化を行うことを特徴とするQAM復調器における波形等化方法。
IPC (3件):
H04B 3/06 ,  H03H 21/00 ,  H04L 27/01
FI (3件):
H04B 3/06 E ,  H03H 21/00 ,  H04L 27/00 K

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