特許
J-GLOBAL ID:200903084276213355

金属シアン錯イオンを含むシアン含有廃水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-272493
公開番号(公開出願番号):特開平7-116673
出願日: 1993年10月29日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】付加的な処理を必要とすることなく、シアン含有廃水中のシアンを実質的に完全に且つ安価に分解し得る新たな技術を提供する。【構成】I.(1)反応容器内において、金属シアン錯イオンを含むシアン含有廃水を100〜370°Cの温度且つ廃水が液相を維持する圧力に保ちつつ、湿式酸化処理する工程5、(2)上記(1)の工程で得られた処理液を、スラッジおよび/または金属成分を分離除去する工程11、および(3)上記(2)の工程で得られた処理液に硫酸、硫黄および硫黄化合物の少なくとも1種を加え、金属および金属化合物の少なくとも1種を活性成分とする触媒の存在下で湿式酸化処理する工程20を備えたことを特徴とする金属シアン錯イオンを含むシアン含有廃水の処理方法。
請求項(抜粋):
(1)反応容器内において、金属シアン錯イオンを含むシアン含有廃水を100〜370°Cの温度且つ廃水が液相を維持する圧力に保ちつつ、廃水中のシアン化合物、窒素化合物、有機性物質および無機性物質を分解するに必要な理論酸素量未満の酸素の存在下に湿式酸化処理する工程、(2)上記(1)の工程で得られた高温高圧の処理液を常温常圧に戻した後、スラッジおよび/または金属成分を分離除去する工程、(3)上記(2)の工程で得られた処理液に硫酸、硫黄および硫黄化合物の少なくとも1種を加え、金属および金属化合物の少なくとも1種を活性成分とする触媒の存在下且つ処理液中のシアン化合物、窒素化合物、有機性物質および無機性物質を分解するに必要な理論酸素量以上の酸素の存在下に、100〜370°Cの温度且つ処理液が液相を維持する圧力に保ちつつ、湿式酸化処理する工程を備えたことを特徴とする金属シアン錯イオンを含むシアン含有廃水の処理方法。
IPC (4件):
C02F 1/74 101 ,  C02F 1/74 ZAB ,  C02F 1/52 ZAB ,  C02F 1/58 ZAB
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-004990
  • 特開平3-077691
  • 特開平2-102788
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