特許
J-GLOBAL ID:200903084280312570

クローラ式車両の油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-318786
公開番号(公開出願番号):特開平6-167037
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 走行モータと作業装置用アクチュエータの負荷圧力の差や、左右の走行モータの負荷圧力の差に影響されない安定した走行作用を確保し、かつ、同調操作を容易にする。【構成】 ポンプ13,14の吐出管路13a,14aに、走行操作がされたときにポンプ吐出油を走行制御弁15L,15Rに導く優先切換弁17を設けるとともに、この優先切換弁17と走行制御弁15L,15Rとを結ぶ管路18中に圧力補償付きの走行優先弁21を設け、この走行優先弁21の自動流量設定作用により、走行制御弁15L,15Rと作業制御弁16の同時操作時に、走行制御弁15L,15Rに対して設定流量油を供給し、残量を作業制御弁16に供給するように構成した。
請求項(抜粋):
左右のクローラを駆動する左右の走行モータと、この走行モータ以外の複数の作業装置用アクチュエータとを備え、これらが、左走行モータを含む第1アクチュエータ群と、右走行モータを含む第2アクチュエータ群とに分けられ、この第1および第2両アクチュエータ群が別々のポンプによって駆動されるクローラ式車両において、上記第1および第2両アクチュエータ群の走行モータを制御する走行制御弁と、両アクチュエータ群の作業装置用アクチュエータを制御する作業制御弁と、上記走行制御弁が操作されたことを検出する走行操作検出手段と、上記作業装置用アクチュエータが操作されたことを検出する作業操作検出手段と、ポンプの吐出管路に設けられた優先切換弁と、この優先切換弁の出口側管路に設けられ上記走行操作検出手段および作業操作検出手段からの信号に基づいて作動する圧力補償付きの走行優先弁とを具備し、?@ 上記優先切換弁は、作業位置と走行位置とを有し、上記走行操作検出手段からの走行操作検出信号に基づいて作業位置から走行位置に切換わり、走行位置ではポンプ吐出油を全量、上記走行優先弁に導き、作業位置ではポンプ吐出油を全量、上記作業制御弁に導くように構成され、?A 上記走行優先弁は、上記走行操作検出手段からの走行操作検出信号と上記作業操作検出手段からの作業操作検出信号とに基づいて、上記走行制御弁に対し、設定流量のポンプ吐出油を供給し、残量を作業制御弁に供給するように構成されたことを特徴とするクローラ式車両の油圧回路。
IPC (2件):
E02F 9/22 ,  B62D 11/04

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