特許
J-GLOBAL ID:200903084285512284

放射性廃液の処理方法およびそのための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-066572
公開番号(公開出願番号):特開平6-281790
出願日: 1993年03月25日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【構成】 吸着剤5を充填した吸着手段4で放射性廃液2から放射性陽イオンおよび陰イオンを吸着除去し、また、陰電極9を配置した陰極室7、陽イオン交換膜40を介して原液中間室6a、陰イオン交換膜30を介して希薄液中間室6b、陽イオン交換膜40を介して陽電極10を配置した陽極室8を順に配した電気透析手段60で、吸着手段4でほとんどの放射性核種イオン類を除去された廃液を原液中間室6aに通し、廃液中の塩に対応する酸を希薄中間室6bに通して、電気透析を行い、廃液中の塩を酸およびアルカリに分離回収する放射性廃液の処理方法および該方法を実施するための装置。【効果】 放射性核種イオンを完全に除去でき、除去後の液を酸とアルカリに分離回収することができる。
請求項(抜粋):
放射性核種イオンを吸着する1又は2以上の組合せからなる吸着剤を充填した吸着手段において、塩類を含む放射性廃液から放射性陽イオンおよび陰イオンを吸着除去し、吸着された放射性核種イオンは別途吸着剤から溶離して回収し、また、1対の陰陽電極間に両側が陽イオン交換膜からなる中間室を設け、該中間室を陰イオン交換膜にて2室に分け、その陰極側を原液中間室、陽極側を希薄液中間室とした電気透析手段において、前記吸着手段でほとんどの放射性核種イオン類を除去された廃液を前記原液中間室に通し、前記塩に対応する酸を前記希薄中間室に通して、電気透析を行い、廃液中の塩を酸およびアルカリに分離回収することを特徴とする放射性廃液の処理方法。
IPC (3件):
G21F 9/06 511 ,  C02F 1/46 ZAB ,  C02F 1/469

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