特許
J-GLOBAL ID:200903084289629852
振動波モータ駆動回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-153365
公開番号(公開出願番号):特開平7-015983
出願日: 1993年06月24日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、簡単な回路構成で高精度に共振状態を検出できるようにした駆動回路を提供することである。【構成】 トランス駆動式の駆動回路では、振動波モータの固有静電容量と該トランスの2次巻線のインダクタンスとが並列LC回路を構成するので、該モータの振動体が機械的共振状態になった時には該LC並列回路も電気的共振状態となり、該回路のインピーダンスが最小となり、従って該トランスの2次巻線の出力電圧も顕著に低下する。本発明では、トランス6の2次巻線に並列に抵抗R2およびR3からなる分圧回路を接続して該振動波モータの振動体(励振素子1が示されている)が共振状態になったことを検出するようにした。なお、9は整流器、10はA/D変換器、11はマイクロコンピュータ、2は可変周波数発振器、3は移相器、4及び5はパルス発生のためのスイッチング回路、1a及び1bは該モータの駆動電極、である。
請求項(抜粋):
振動波モータの励振素子に駆動電圧を印加するためのトランスを有している振動波モータ駆動回路において、該振動波モータの振動体が共振状態になった時に該トランスの電圧低下を検出することにより共振状態を検出するための共振状態検出手段を該トランスの巻線に対して並列に接続したことを特徴とする振動波モータ駆動回路。
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