特許
J-GLOBAL ID:200903084293812882
汚水の電解処理法及びその方法を実施するための装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平山 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-377789
公開番号(公開出願番号):特開2005-138035
出願日: 2003年11月07日
公開日(公表日): 2005年06月02日
要約:
【課題】 電気分解で発生する酸素と水素の気泡を微細化させ、効率よく汚水を分解処理する方法を提供する。【解決手段】 電気分解工程、気泡の微細化工程、反応・分離工程、循環工程及び排出工程から構成される汚水の電解処理法である。 まず電気分解工程で汚水を電気分解させ酸素と水素の気泡を発生させる。 そして、気泡の微細化工程で、加圧と減圧を繰り返して気泡する気泡処理装置によりに気泡を含む汚水を通過させ、気泡を粒径5〜40μm程度にまで粉砕する。 さらに反応・分離工程で、重い汚泥成分を自重沈下させ、軽い汚泥成分を上昇する気泡に付着させて浮上分離させ、同時に残された汚泥成分を滞留した酸素及び水素の微細気泡で酸化及び還元反応で分解浄化する。 そして、浄化された汚水を再度電気分解工程に戻して、分離と酸化還元反応を繰り返して汚泥の浄化を繰り返し、所定のCOD濃度及び/又はBOD濃度に達したら排出させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
(a)必要に応じて電解剤を含ませた汚水を電極間に通して酸素と水素の気泡を発生させる水の電気分解工程と、
(b)流水に加圧と減圧の連続作用を繰り返して気泡の粉砕が可能な気泡処理装置を形成し、該気泡処理装置に前記工程で発生した水素と酸素の気泡を含む汚水を通過させ、その通過の過程で繰り返される加圧と減圧作用で汚水中の気泡を粒径5〜40μm程度の細粒にまで粉砕する気泡の微細化工程と、
(c)該微細気泡を含む汚水を導いて、比較的比重の重い汚泥成分を自重沈下させる一方で比重の軽い汚泥成分を上昇する気泡に付着させて浮上分離させ、同時に残された汚泥成分を滞留した酸素及び水素の微細気泡によって酸化及び還元反応を促して浄化する分離・反応工程と、
(d)該反応後の浄化された汚泥成分を再度電気分解工程に戻して、分離と酸化還元反応を繰り返して汚泥の浄化を繰り返す循環工程と、
(e)該循環工程によって汚泥が所定のCOD濃度及び/又はBOD濃度に達したら排出させる排水工程とから成る汚水の電解処理法。
IPC (4件):
C02F1/461
, B01F5/00
, C02F1/463
, C02F1/465
FI (3件):
C02F1/46 101C
, B01F5/00 D
, C02F1/46 102
Fターム (26件):
4D061DA04
, 4D061DA06
, 4D061DA07
, 4D061DA08
, 4D061DB01
, 4D061DB02
, 4D061DB19
, 4D061DC06
, 4D061DC09
, 4D061DC15
, 4D061EA03
, 4D061EA04
, 4D061EA07
, 4D061EA08
, 4D061EB04
, 4D061EB17
, 4D061EB19
, 4D061EB39
, 4D061ED12
, 4D061ED13
, 4D061FA15
, 4D061GC12
, 4D061GC20
, 4G035AB27
, 4G035AC01
, 4G035AE13
引用特許:
出願人引用 (6件)
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畜産屎尿の浄化処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-087115
出願人:株式会社新原産業
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汚水処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-068208
出願人:佐藤淳一郎
-
汚水処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-297532
出願人:三洋電機株式会社
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特開2000-1764823号公報
-
汚水循環処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-147508
出願人:日本電池株式会社
-
電解法を用いた有機性汚水の浄化方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-168359
出願人:村上定瞭, 石川宗孝, 水道機工株式会社
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