特許
J-GLOBAL ID:200903084298325467

粉砕機の振動予測装置および粉砕機の振動予測に基づく制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川北 武長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-301642
公開番号(公開出願番号):特開平9-141116
出願日: 1995年11月20日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 被粉砕原料の性状が頻繁に変わるプラントにおいても安定運用を実現することができる粉砕機の振動予測装置を提供する。【解決手段】 現時点の被粉砕物保有量推定値101と、被粉砕物の粒径分布推定値102と、粉砕機差圧推定値103とを算出する第一の演算手段100と、粉砕機差圧推定値とこの差圧計測器20の計測値の偏差201に基づき、現時点の被粉砕物粉砕性推定値202を算出する第二の演算手段200と、被粉砕物保有量推定値101と、被粉砕物粒径分布推定値102と、被粉砕物の粉砕性推定値202と、現時点のローラ加圧力13に基いて、この4変数により構成される粉砕機の状態空間において、現時点の粉砕機状態を中心とする一定範囲の粉砕機状態空間における粉砕機振動の大きさの予測値の分布を算出する第三の演算手段300を備える。
請求項(抜粋):
粉砕機内の水平面内を回転する被粉砕物の保有手段と、該保有手段に押圧されつつ回転し該保有手段とともに被粉砕物の粉砕手段を構成する複数個の粉砕ローラと、該粉砕手段を通過した被粉砕物の粗粒分を保有手段へ再循環させるとともに微粒分を粉砕機生産物として取出すための分級手段と、該分級手段の分級特性の調整手段と、粉砕機差圧を計測する手段とを有する粉砕機の振動予測装置において、現時点の粉砕機への操作量計測値と、前回計算時点における粉砕機状態量推定値と、粉砕機が保有する被粉砕原料性状の前回計算時点における推定値に基づき、現時点での粉砕機状態量推定値を算出する第一の演算手段と、第一の演算手段で算出した一以上の粉砕機状態量推定値と、該状態量の計測値との一致状況とを用い、粉砕機が当該計算時点で保有する被粉砕物の性状を推定する第二の演算手段と、第一の演算手段で算出した当該粉砕機の状態量の一部または全部と、該粉砕機の操作量の一部または全部とで構成する多次元空間における現時点での座標を中心とする一定範囲での粉砕機振動の大きさの予測値の分布を算出する第三の演算手段とを備えたことを特徴とする粉砕機の振動予測装置。
IPC (2件):
B02C 15/04 ,  B02C 25/00
FI (2件):
B02C 15/04 ,  B02C 25/00 B

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