特許
J-GLOBAL ID:200903084301591572

データ処理作業の進行管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-128308
公開番号(公開出願番号):特開平11-306253
出願日: 1998年04月22日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 コンピュータを利用した一連のデータ処理作業を、個々の作業が所定の順序で実行されるように管理しながら融通性をもって進行させる。【解決手段】 各ジョブごとに行うべき作業の順序を示すワークフロー情報Wを装置100で設定し、サーバー装置200に格納する。各クライアント装置11〜13は、サーバー装置200から、現時点で実行対象となる作業リストの提示を受ける。各クライアント装置のオペレータは、この作業リストから1つの作業を選択して実行する。作業の未了/完了状態は、サーバー装置200によって記録される。オペレータは、実務上の判断により、作業リストとして提示されていない任意の作業を実行したり、実際に実行していない作業に対して、疑似的な作業完了を示す指示を入力したりできる。この場合、サーバー装置200によって、ワークフロー情報Wの内容が適宜修正される。
請求項(抜粋):
コンピュータを利用した一連のデータ処理作業を、個々の作業が所定の順序で実行されるように管理しながら進行させるシステムであって、処理対象となるデータに対して一連の作業を順次施すことにより達成されるジョブについて、行うべき作業の順序を示すワークフロー情報を設定するワークフロー情報設定装置と、前記ワークフロー情報に基づいて、個々の作業の進行管理を行う管理サーバー装置と、前記管理サーバー装置から前記ワークフロー情報の提示を受け、所定のデータ処理作業を実行する機能を有する複数のクライアント装置と、を備え、前記管理サーバー装置は、前記各クライアント装置による作業の実行状況を監視し、前記ワークフロー情報内の個々の作業について、未了状態または完了状態を記録する状態記録機能と、前記ワークフロー情報内において「先頭に位置する未了状態の作業」あるいは「完了状態の作業に後続する未了状態の作業」であって、前記各クライアント装置が実行可能な作業の一覧を作業リストとして前記各クライアント装置に提示する作業リスト提示機能と、を有し、前記各クライアント装置は、前記作業リストから特定の作業を選択してこれを実行する選択作業実行機能と、所定のジョブについて、前記作業リストに提示されていない作業を実行する任意作業実行機能と、前記作業リストに提示されている作業を選択してこれを実行せずに疑似的に完了したものとして取り扱う作業疑似完了機能と、を有し、前記管理サーバー装置は、前記任意作業実行機能が行われた場合には、前記ワークフロー情報に対して、当該作業を追加する修正を行い、前記作業疑似完了機能が行われた場合には、前記ワークフロー情報に対して、当該作業の記録を完了状態に変更する修正を行うワークフロー修正機能を更に有することを特徴とするデータ処理作業の進行管理システム。

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