特許
J-GLOBAL ID:200903084303692260

エンジンのバルブ機構の制御装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-024592
公開番号(公開出願番号):特開平9-195738
出願日: 1996年01月18日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 高出力化によるディーゼルエンジンの始動時及び高速時の諸特性の問題を改善する。高出力エンジンで問題となる始動不良、始動直後に排出される、通常強い刺激臭を伴う白煙の問題を解消し、かつ、高速時には高出力化による筒内圧力の抑制、燃焼温度低下によるNOX 等排出ガス特性の改善、損失馬力低減による燃料消費率を改善する。【解決手段】 エンジンのバルブ機構の吸気弁とクロスヘッドとの間に吸気弁作動角可変装置を設け、始動時にはバルブ機構への圧油の供給を停止して、吸気弁のリフト及び作動角を小さくて有効圧縮比を上げ、高速時にはバルブ機構へ圧油を供給して、吸気弁のリフト及び遅閉作動角を大きくして、有効圧縮比を下げ、始動時と高速時との2段階の制御で、吸気弁の作動角及び有効圧縮比を可変にする。
請求項(抜粋):
エンジンの動弁系のバルブとバルブ作動用のカムとの間にバルブリフト量を可変とする油圧機構を有するエンジンのバルブ機構の制御方法において、始動時には油圧式吸気弁作動角可変装置(12)への圧油の供給を停止して、油圧式吸気弁作動角可変装置(12)の吸気弁(11)のリフト量を小さくして、吸気弁(11)の作動角を小さくし、高速時には油圧式吸気弁作動角可変装置(12)への圧油を供給して、油圧式吸気弁作動角可変装置(12)の吸気弁(11)のリフト量を大きくして、吸気弁(11)の作動角を大きくし、停止時には油圧式吸気弁作動角可変装置(12)への圧油を停止するとともに、無負荷、低速にて、所定時間回転させ、油圧式吸気弁作動角可変装置(12)の吸気弁(11)のリフト量を小さくすることを特徴とするエンジンのバルブ機構の制御方法。
IPC (5件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 1/18 ,  F01L 1/24 ,  F01L 1/26 ,  F02D 13/02
FI (5件):
F01L 13/00 301 M ,  F01L 1/18 J ,  F01L 1/24 C ,  F01L 1/26 B ,  F02D 13/02 H

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