特許
J-GLOBAL ID:200903084304277836

携帯通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-104687
公開番号(公開出願番号):特開平11-298343
出願日: 1998年04月15日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 直接スペクトラム拡散通信方式を用いたデジタル携帯電話端末などの携帯通信装置において、消費電流を必要以上に増大させることなく、受信回路の線形性を良好にして、妨害波に対する特性を改善できるようにする。【解決手段】 デジタル信号処理部23の受信電力測定部31で、直交検波回路20によって復調され、A/Dコンバータ22によってデジタル化されたベースバンド信号から、受信電界強度を測定する。符号誤り率測定部32では、A/Dコンバータ22からのベースバンド信号につき、デジタル信号処理部23でなされる誤り訂正における符号誤り率を測定する。判定制御部33では、受信電界強度が所定電界強度以上であり、かつ符号誤り率が所定誤り率以上であるとき、受信信号が妨害波により妨害を受けていると判定して、受信信号が妨害波により妨害を受けていないと判定したときに比べて、RF増幅回路14の電流を増加させ、RF増幅回路14の線形性を良好にする。
請求項(抜粋):
受信信号を中間周波信号に変換し、その中間周波信号を検波する受信部と、前記受信信号の受信電界強度を検出する受信電界強度検出部と、前記受信信号の誤り訂正における符号誤り率を検出する符号誤り率検出部と、前記受信電界強度検出部によって検出された受信電界強度が所定電界強度以上であり、かつ前記符号誤り率検出部によって検出された符号誤り率が所定誤り率以上であるとき、前記受信信号が妨害波により妨害を受けていると判定して、前記受信信号が妨害波により妨害を受けていないと判定したときに比べて、前記受信部を構成する回路の線形性を良好にするように、前記受信部を制御する判定制御部と、を備えることを特徴とする携帯通信装置。
IPC (3件):
H04B 1/10 ,  H04J 13/00 ,  H04L 1/00
FI (5件):
H04B 1/10 B ,  H04B 1/10 L ,  H04L 1/00 G ,  H04L 1/00 E ,  H04J 13/00 A

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