特許
J-GLOBAL ID:200903084308831307

水処理プロセスの制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-341045
公開番号(公開出願番号):特開平11-169885
出願日: 1997年12月11日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】生物反応槽のりん過剰摂取機能の状態から、処理水中のりん濃度を目標値に維持するのに必要な凝集剤の注入時期と注入量を適正に管理する。【解決手段】下水処理設備は嫌気槽1a、好気槽1cをもつ生物反応槽1と沈殿池2と、好気槽1cにりん除去用の凝集剤注入設備9と、凝集剤注入制御する計算機30を備えている。計算機30は、生物反応槽1のりん除去能力の良否を、雨量SR、流入水DO、流入水ORP、好気槽DOの2つ以上の計測値を判定指標に従って判定するリン除去判定部37と、判定の結果が不良で処理水のりん濃度目標値Pmを維持できないときに、好気槽1cの凝集剤注入部より上流位置の被処理水のりん濃度Piと目標値Pmとの対数比率に基づいて凝集剤注入量を求める演算部31〜34と、演算結果により凝集剤注入設備9を稼動させる凝集剤量制御部36を有している。
請求項(抜粋):
嫌気槽を前段に、好気槽を後段に位置させた生物反応槽と沈殿池を有し、前記好気槽にりん除去用の凝集剤注入設備を具備する生物学的水処理プロセスにおいて、前記生物反応槽のりん除去能力を予め設定している判定指標に基づいて判定し、前記沈殿池の処理水(以下、処理水)のりん濃度がその目標値以下に維持できないと予測されるとき、前記好気槽の前記凝集剤の注入前の被処理水(以下、被処理水)または前記処理水中のりん濃度計測値と前記目標値との対数比率に基づいて凝集剤注入量を求め、前記凝集剤注入設備を制御することを特徴とする生物学的水処理制御方法。
IPC (4件):
C02F 3/30 ,  B01D 21/30 ,  C02F 1/52 ,  C02F 3/12
FI (6件):
C02F 3/30 C ,  B01D 21/30 A ,  C02F 1/52 Z ,  C02F 3/12 H ,  C02F 3/12 D ,  C02F 3/12 K

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