特許
J-GLOBAL ID:200903084314064962

コード分割多重アクセス通信システムの逆方向リンクにおいて差動多段検出を行う方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-620747
公開番号(公開出願番号):特表2003-500974
出願日: 2000年05月18日
公開日(公表日): 2003年01月07日
要約:
【要約】システム遅延を最小にしながら計算力を最大にする多段検出器が開示される。この差動多段検出器は、通信システムのセル内の複数のユーザから信号を受信し、そしてセル内の他のユーザからの干渉により生じる所望ユーザからの信号に対するマルチアクセス干渉の影響を減少する。この差動多段検出器は、複数の段を含み、各段は、セル内の他のユーザにより生じるセル内干渉を除去しそして推定出力ベクトルを発生するための干渉打消装置を含み、第1段を除いて、現在段の推定出力ベクトルは、現在段の干渉打消装置の判断と、手前の段の干渉打消装置からの出力との両方に基づく。現在段の推定出力ベクトルは、手前の段の干渉打消装置からの出力と、現在段の干渉打消装置の判断とを合成することにより発生される。第1段を除き、各干渉打消装置は、受信信号のクロス相関と差の信号との積を計算することによりマルチユーザ干渉の推定値を計算し、必要な乗算演算の回数を減少する。
請求項(抜粋):
通信システムのセル内の複数のユーザから信号を受信するための差動多段検出器であって、セル内の他のユーザからの干渉により生じる所望ユーザからの信号に対するマルチアクセス干渉の影響を減少する差動多段検出器において、 複数のユーザからの信号を受信するための第1段干渉打消装置を含む第1段を備え、第1段干渉打消装置は、セル内の他のユーザによって生じるセル内干渉を除去し、そしてセル内の各ユーザごとに第1段推定ハード判断を発生し、 更に、N個の後続段を備え、これらN個の後続段各々は、手前の段の受信したハード判断を、手前の段で発生された各ユーザの推定ハード判断から減算して、各ユーザに対する差の信号を発生するための減算器を入力に含み、差の信号は、第N段の干渉打消装置に送られ、各ユーザに対する差の信号を処理することにより、セル内の他のユーザにより生じるセル内干渉を除去して、セル内の各ユーザに対する第N番目の推定ハード判断を形成し、そして 上記干渉打消装置は、その干渉打消装置への入力にユーザのクロス相関値及びチャンネル係数値を乗算することにより各ユーザに対する推定ハード判断を発生し、そして上記差の信号は、第N段の干渉打消装置により実行されるべき乗算演算を排除することを特徴とする差動多段検出器。
Fターム (3件):
5K022EE01 ,  5K022EE21 ,  5K022EE31

前のページに戻る