特許

J-GLOBAL ID：200903084314500495

給湯システム

発明者： 今井 克広 ,  中森 勇一
出願人/特許権者： 積水化学工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-104845
公開番号（公開出願番号）：特開2002-303450
出願日： 2001年04月03日
公開日（公表日）： 2002年10月18日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 太陽熱供給部から貯湯槽に熱を効率的に供給でき、ひいては集熱器における太陽熱の集熱効率を高めることができる給湯システムを提供する。【解決手段】 給湯システムSのコントローラ50は、給湯路17での給湯温度の設定値t<SB>S</SB>と貯湯槽10の中間部の水温検出値t<SB>L</SB>とを比較する。そして、t<SB>L</SB>≧t<SB>S</SB>のとき、貯湯槽10の上部から延びる高温水路12を閉じるとともに、ミキシングバルブ16(第2混合手段)によって、貯湯槽10の中間部から延びる中温水路13の水と混合用給水路11bの低温の水との混合比を、これらの水温t<SB>L</SB>,t<SB>W</SB>に基づいて調節し、給湯路17の水温が設定温度t<SB>S</SB>になるようにする。また、t<SB>L</SB><t<SB>S</SB>のとき、給水路11bを閉じるとともに、ミキシングバルブ14(第1混合手段)によって、高温水路12の水と中温水路13の水との混合比を、これらの水温t<SB>H</SB>,t<SB>L</SB>に基づいて調節し、給湯路17の水温が設定温度t<SB>S</SB>になるようにする。

請求項（抜粋）：

下部に槽用給水路が接続され、この槽用給水路から供給された水を貯える貯湯槽と、太陽熱を集熱する集熱器と、この集熱器に熱的に接続されるとともに上記貯湯槽の下部に収容され、上記集熱された太陽熱を貯湯槽内の水に与える太陽熱供給部と、この太陽熱供給部とは別途に上記貯湯槽の上部の水を高温水にする熱源と、上記貯湯槽の上部から延びる高温水路と、上記貯湯槽の中間部から延びる中温水路と、上記高温水路と上記中温水路とを合流させ、ひいては給湯路に連ねる第1混合手段と、上記中温水路と混合用給水路とを合流させ、ひいては上記給湯路に連ねる第2混合手段と、上記貯湯槽の上部の水温t<SB>H</SB>を検出する第1水温検出手段と、上記貯湯槽の中間部の水温t<SB>L</SB>を検出する第2水温検出手段と、上記混合用給水路の水温t<SB>W</SB>を検出する第3水温検出手段と、上記給湯路の水温の所望値t<SB>S</SB>を設定する給湯温度設定手段とを備え、t<SB>L</SB>≧t<SB>S</SB>のとき、上記高温水路を閉じるとともに、上記検出水温t<SB>L</SB>,t<SB>W</SB>に基づいて上記給湯路の水温が上記設定温度t<SB>S</SB>になるように、上記第2混合手段により上記中温水路の水と上記混合用給水路の水との混合比を調節し、t<SB>L</SB><t<SB>S</SB>のとき、上記混合用給水路を閉じるとともに、上記検出水温t<SB>L</SB>,t<SB>H</SB>に基づいて上記給湯路の水温が上記設定温度t<SB>S</SB>になるように、上記第1混合手段により上記高温水路の水と上記中温水路の水との混合比を調節することを特徴とする給湯システム。