特許
J-GLOBAL ID:200903084335200025

糖脂質セラミドデアシラーゼ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中本 宏 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-175627
公開番号(公開出願番号):特開平8-084587
出願日: 1995年06月20日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 従来知られている糖脂質セラミドデアシラーゼよりも基質特異性の広い酵素、特に中性糖脂質にもよく作用する糖脂質セラミドデアシラーゼを提供する。更には、該酵素を用いたリゾスフィンゴ脂質の製造方法を提供する。【構成】 スフィンゴ糖脂質中の分子内セラミドに作用して、スフィンゴシン塩基と脂肪酸とに加水分解し、リゾ糖脂質と脂肪酸を生成する作用、中性糖脂質及び酸性糖脂質に作用する基質特異性、5〜7の至適pH、約40°Cの至適温度、5°C、16時間の処理でpH4〜9の範囲で安定であるpH安定性、60°Cにおいて30分間安定である熱安定性なる性質を有する糖脂質セラミドデアシラーゼ。該酵素を用いてスフィンゴ脂質を処理するリゾスフィンゴ脂質の製造方法。
請求項(抜粋):
下記の理化学的性質を有することを特徴とする糖脂質セラミドデアシラーゼ。(1)作用: スフィンゴ糖脂質中の分子内セラミドに作用して、スフィンゴシン塩基と脂肪酸とに加水分解し、リゾ糖脂質と脂肪酸を生成する。(2)基質特異性: 中性糖脂質及び酸性糖脂質に作用する。(3)至適pH: 至適pHが5〜7である。(4)至適温度: 至適温度が約40°Cである。(5)pH安定性: 5°C、16時間の処理でpH4〜9の範囲で安定である。(6)熱安定性: 60°Cにおいて30分間、安定である。
IPC (2件):
C12N 9/80 ,  C12R 1:38
引用特許:
審査官引用 (2件)

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