特許
J-GLOBAL ID:200903084352748794

DNAマイクロアレイと蓄積性蛍光体シートとを用いる相補性核酸断片の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-372977
公開番号(公開出願番号):特開2001-183372
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 DNAマイクロアレイ上にハイブリダイゼーションにより結合させた放射性標識核酸断片試料を蓄積性蛍光体シートによるオートラジオグラフィーでの高解像度検出法の提供。【解決手段】 DNAマイクロアレイ11に放射性標識一本鎖核酸断片試料を液相で接触させアレイ上の一本鎖核酸断片分子に相補性の試料核酸断片をハイブリダイゼーションにより結合固定させる工程;アレイから未固定の試料核酸断片を除去する工程;マイクロアレイを、蓄積性蛍光体シート13と、該マイクロチップ15あるいはスポットの存在する位置に対応する位置に透孔を有するスペーサ12を介して重ね合わせ、該マイクロアレイに結合固定された核酸断片試料の放射性標識から発せられる放射線エネルギーを該シートに吸収蓄積させる工程;該シートに励起光を照射して、輝尽発光光を発生させる工程;該輝尽発光光を集光し、電気信号に変換する工程等からなる相補性核酸断片の検出法。
請求項(抜粋):
複数種かつ多数本の一本鎖の核酸分子断片が、同一種の多数本の一本鎖の核酸断片分子と、他の種の多数本の一本鎖の核酸断片分子とが互いに分離された状態で支持体に点在固定されてなるDNAマイクロアレイに、放射性物質で標識された試料一本鎖核酸断片を液相にて接触させ、DNAマイクロアレイに固定された一本鎖核酸断片分子に対して相補性を持つ試料一本鎖核酸断片をハイブリダイゼーションによって該一本鎖核酸断片分子に結合させることにより支持体に固定させる工程;DNAマイクロアレイから未固定の試料一本鎖核酸断片を除去する工程;該処理を施したDNAマイクロアレイを、蓄積性蛍光体シートと、上記一本鎖核酸断片分子の固定位置に対応する位置に透孔を有するスペーサを介して位置合せして重ね合わせ、該DNAマイクロアレイに結合固定された試料一本鎖核酸断片の放射性標識から発せられる放射線エネルギーを該蓄積性蛍光体シートに吸収蓄積させる工程;放射線エネルギーを吸収蓄積した蓄積性蛍光体シートに励起光を照射して、該蓄積性蛍光体シートから輝尽発光光を発生させる工程;該輝尽発光光を集光し、この集光光を光電変換により電気信号に変換する工程;そして、該電気信号を処理することにより、試料一本鎖核酸断片が結合した一本鎖核酸断片分子の位置を検出する工程からなることを特徴とする相補性核酸断片の検出方法。
IPC (6件):
G01N 33/53 ,  C12M 1/00 ,  C12N 15/09 ,  C12Q 1/68 ,  G01N 33/566 ,  G21K 4/00
FI (6件):
G01N 33/53 M ,  C12M 1/00 A ,  C12Q 1/68 A ,  G01N 33/566 ,  G21K 4/00 L ,  C12N 15/00 A
Fターム (36件):
2G083AA03 ,  2G083AA09 ,  2G083BB03 ,  2G083CC09 ,  2G083CC10 ,  2G083DD01 ,  2G083DD16 ,  2G083DD17 ,  2G083EE02 ,  4B024AA11 ,  4B024CA01 ,  4B024CA09 ,  4B024CA11 ,  4B024HA13 ,  4B024HA14 ,  4B029AA07 ,  4B029AA21 ,  4B029AA23 ,  4B029BB20 ,  4B029CC03 ,  4B029CC08 ,  4B029FA12 ,  4B029FA15 ,  4B063QA01 ,  4B063QA13 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR32 ,  4B063QR38 ,  4B063QR55 ,  4B063QR56 ,  4B063QR84 ,  4B063QS34 ,  4B063QS39 ,  4B063QX02 ,  4B063QX07

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