特許
J-GLOBAL ID:200903084352867955

動力出力装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-087729
公開番号(公開出願番号):特開平10-271749
出願日: 1997年03月21日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 電動機の回転軸の原動機の出力軸との接続と駆動軸との接続とを切り換えて原動機から出力される動力を効率よく駆動軸に出力する動力出力装置において、軸の接続の切り換えをスムーズに行う。【解決手段】 エンジン50からの動力は、クランクシャフト56および駆動軸22に各々結合されたロータ31,33を有するクラッチモータ30と、両クラッチ45,46によりクランクシャフト56または駆動軸22に接続されるアシストモータ40とによって所望の動力に変換して駆動軸22に出力される。アシストモータ40の接続の切換は、エンジン50の回転数が駆動軸22の回転数と一致したときに両クラッチ45,46を共にONとした状態を経由して行なう。この結果、切換の際に駆動軸22に出力されるトルク変動を小さくすると共に切換の最中でも駆動軸22に動力を出力することができる。
請求項(抜粋):
駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、出力軸を有する原動機と、前記出力軸に結合された第1のロータと、前記駆動軸に結合され該第1のロータに対して相対的に回転可能な第2のロータとを有し、該両ロータ間の電磁的な結合を介して該出力軸と該駆動軸との間で動力のやり取りをする第1の電動機と、前記出力軸および前記駆動軸とは異なる回転軸を有し、該回転軸を介して動力のやり取りをする第2の電動機と、前記回転軸と前記出力軸との接続および該接続の解除を行なう第1の接続手段と、前記回転軸と前記駆動軸との接続および該接続の解除を行なう第2の接続手段と、前記出力軸の運転状態を検出する出力軸状態検出手段と、前記駆動軸の運転状態を検出する駆動軸状態検出手段と、前記出力軸状態検出手段により検出される前記出力軸の運転状態と前記駆動軸状態検出手段により検出される前記駆動軸の運転状態とに基づいて、前記第1の接続手段が接続状態で前記第2の接続手段が接続解除状態の状態から該第1の接続手段が接続解除状態で該第2の接続手段が接続状態の状態へ、または、前記第1の接続手段が接続解除状態で前記第2の接続手段が接続状態の状態から該第1の接続手段が接続状態で該第2の接続手段が接続解除状態の状態へ切り換える切換制御手段とを備える動力出力装置。
IPC (5件):
H02K 7/11 ,  B60L 11/14 ,  F02D 29/02 ,  F16H 61/04 ,  F16H 59:38
FI (4件):
H02K 7/11 ,  B60L 11/14 ,  F02D 29/02 D ,  F16H 61/04

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