特許
J-GLOBAL ID:200903084355144806

高い押出速度及び低いたれの両特性をもつ一液型室温硬化性組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-293144
公開番号(公開出願番号):特開平6-234148
出願日: 1993年11月24日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 高い押出速度及び低いたれを示す室温硬化性組成物の製造法が提供される。【構成】 ジオルガノポリシロキサン及び末端停止架橋剤ケトキシモシランの基剤混合物を押出機に沿った第一の注入口に添加するに先立って反応させ、無機充填剤は押出機に沿った第二の注入口から基剤混合物に添加し、M-停止シリコーン油は二つの部分に分割しそしてその第一の部分は押出機の中央部に位置する第三の注入口から充填剤含有基剤混合物に添加し、そして錫触媒、接着促進剤及びM-停止シリコーン油の第二の部分は押出機に沿った第四の注入口から添加し、そしてこれらの成分を含有してなる混合物を押出機の取出口に向けて押し出すことからなる。
請求項(抜粋):
前端及び出口端とそれらの中間に中央帯域をもつ押出機の手前に、導入口及び該押出機の第一の注入口への取出口をもつ静的ミキサーが、配置され、該押出機は前記第一の注入口の後の第二の注入口と、前記中央帯域の第三の注入口と、そして該第三の注入口が配設された中央帯域と前記取出口との間の第四の注入口をもち、かかる押出機から高いチキソトロピー及び高い押出速度をもつ室温硬化性組成物を製造する方法において、(1)後記の成分を含む基剤組成物(A)を静的反応器に供給し、そこで約20°Cないし約120°Cの範囲の温度で約2分ないし約60分の範囲の時間反応させ、その後に該静的ミキサーの取出口から該基剤組成物(A)を押出機の第一の供給口に供給し、その際該基剤組成物(A)は成分(A1):式:HO(R2 SiO)x H(式中、各Rは脂肪族不飽和分を含まない1ないし約10個の炭素原子をもつ一価炭化水素基であり、そしてxは成分(A1)が25°Cで約600ないし約300,000センチポイズの粘度をもつように変動する数である)をもつジオルガノポリシロキサン重合体100重量部;及び成分(A4):成分(A1)及び後記する成分(A2)及び(A3)の合計重量に基づいて約2ないし15重量部の割合の、アルキル-トリス(ジアルキル-ケトキシモ)シラン、アルキル-トリス(ジアルケニル-ケトキシモ)シラン、アルキル-トリス(アルキルアルケニル-ケトキシモ)シラン、アルケニル-トリス(ジアルキル-ケトキシモ)シラン、アルケニル-トリス(ジアルケニル-ケトキシモ)シラン、アルケニル-トリス(アルキルアルケニル-ケトキシモ)シラン、ビニル-トリス(ジアルキル-ケトキシモ)シラン、ビニル-トリス(ジアルケニル-ケトキシモ)シラン、及びビニル-トリス(アルキルアルケニル-ケトキシモ)シランからなる群から選んだ少なくとも一種の架橋剤;を含有してなるものとし;(2)該押出機の第二の注入口に、成分(A2):成分(A1)に基づいて約3ないし約25重量部の割合の未処理の状態で約100ないし約300m2 /gの表面積をもつシリカ充填剤;及び成分(A3):成分(A1)に基づいて約200重量部までの割合の微細分状炭酸カルシウム;を添加し;(3)該押出機のほゞ中央部に配設された第三の注入口に、成分(B1):成分(A1)に基づいて約56重量部までの割合の25°Cで約50ないし約10,000センチポイズの範囲の粘度をもつM-停止シリコーン油を添加し;(4)該押出機の第三の注入口と該押出機の取出口との間に配設された第四の注入口に、成分(B1):成分(A1)に基づいて約24重量部までの割合の25°Cで約50ないし約10,000センチポイズの粘度をもつM-停止シリコーン油;及び成分(B2):基剤組成物(A)100重量部に基づいて0.50重量部までの割合で存在する錫基触媒;及び随意に成分(A5):基剤組成物(A)100重量部に基づいて約4重量部までの割合で存在するγ-アミノプロピルトリエトキシシラン;を添加し;そして(5)得られる組成物を押出機から、高い塗布速度及び低いたれをもつ室温硬化性シーラント組成物が該押出機の取出口から出るように押出す;工程を含んでなる方法。
IPC (4件):
B29C 47/00 ,  C08J 5/00 CFH ,  B29K 83:00 ,  C08L 83:04

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