特許
J-GLOBAL ID:200903084357317392

磁気抵抗効果型磁気ヘッド及び磁気ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-318641
公開番号(公開出願番号):特開平6-168421
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 磁気抵抗効果(MR)型ヘッドで、機械加工によるMRセンサ部の高さ寸法ばらつきで生じる出力変動を、電流補正回路なしに小さくする。【構成】 記録媒体4のトラック幅は、MRセンサ膜1の両側に積層した電極2,2で決まり、トラック幅の狭い高密度記録では膜1の電気抵抗RM が低くなる。両電極2の上方はリード線を介して定電圧源に接続され、膜1に検出電流が流れる。再生出力電圧を一定にするには検出電流の電流密度(膜1の単位断面積当り)を一定にする必要があるが、両電極の電気抵抗RC,RC ́及びリード線の電気抵抗RL,RL ́がRM に比べて大きいと、膜1の高さ(断面積)のばらつきに基づくRMのばつらきにより電流密度が変化してしまう。(RC+RC ́+RL+RL ́)/RM≦1.0とする(低いRMよりも更にRC等を低くする)ことで、RMがばらついても電流密度は一定となり、出力変動がなくなる。
請求項(抜粋):
磁気的記録信号を電気的信号に変換する磁気抵抗効果膜と、前記磁気抵抗効果膜に信号検出電流を流すための一対の電極とを有する磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、前記一対の電極で挟まれた磁気抵抗効果膜を含む領域の電気抵抗をRM、一対の電極から信号検出回路までの電気抵抗をRC及びRC ́としたときに、(RC+RC ́)/RM≦1.0としたことを特徴とする磁気抵抗効果型磁気ヘッド。

前のページに戻る