特許
J-GLOBAL ID:200903084358772212
ストロボ内蔵カメラ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-080390
公開番号(公開出願番号):特開平8-278526
出願日: 1995年04月05日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】被写体距離や外光輝度に応じて最適な露光量で被写体を撮影でき、省電力性に優れたストロボ内蔵カメラを提供する。【構成】撮影視野内の外光輝度の測光を行う測光部と、被写体距離の測距を行う測距部と、AE自動露光機構とを備え、前記測光部で測定した輝度及び前記測距部で測定した被写体距離に基づいてストロボ光による露光量を標準露光量から段階的に減少させるように制御する常時発光方式のストロボ内蔵カメラについて、前記測距部で測定した被写体距離が所定の距離D3 (例えば9m)以上であって、且つ前記測光部で測定した外光輝度が撮影に必要な標準露光量を得るのに十分な所定の輝度B2 (EV6)以上の場合は、ストロボ光を発光させないようにしている。このような高輝度かつ遠距離の場合には、ストロボ光による露光の効果が殆ど期待できないことから、無駄なストロボ発光を行わないようにしている。これにより、被写体距離及び外光輝度に応じて最適な露光を得ることができるとともに無駄な電力消費を抑制することができる。
請求項(抜粋):
撮影視野内の輝度を測定する測光部と、前記撮影視野内の被写体までの距離を測定する測距部と、所定のシャッター開放時間で最適な露光が得られる外光輝度を基準外光輝度とすると共にこのときの露光量を標準露光量とすると、前記測光部で測定した輝度に基づいて前記基準外光輝度以上の輝度の外光下で撮影する場合に前記標準露光量が得られるように絞り羽根兼用シャッターを開閉する自動露光機構と、前記シャッターの開閉動作と連動して常時発光すると共に、その発光による露光量を前記測光部で測定した輝度及び前記測距部で測定した距離に基づいて前記標準露光量から段階的に減少させるストロボ光制御部と、を備え、前記ストロボ光制御部は、前記測光部で測定した輝度が高い領域で且つ前記測距部で測定した距離が遠い領域であり、全露光量に対してストロボ光がほとんど影響しない領域ではストロボ光を発光させないようにしたことを特徴とするストロボ内蔵カメラ。
IPC (4件):
G03B 7/16
, G02B 7/28
, G03B 13/36
, G03B 15/05
FI (4件):
G03B 7/16
, G03B 15/05
, G02B 7/11 N
, G03B 3/00 A
引用特許:
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