特許
J-GLOBAL ID:200903084362249869

高分子電解質型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 和郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-301780
公開番号(公開出願番号):特開2003-197224
出願日: 2002年10月16日
公開日(公表日): 2003年07月11日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、低い締結力で、クロスリークおよび外部リークのない高分子電解質型燃料電池を提供する。【解決手段】 周縁部がガスケットで被覆された高分子電解質膜、電解質膜に接合されたアノード及びカソードからなる電解質膜-電極接合体(MEA)、並びにMEAを挟む導電性セパレータ板からなる単位セルを具備する高分子電解質型燃料電池で、ガスケット及びセパレータ板は、それぞれ燃料ガス、酸化剤ガス及び冷却水用のマニホールド孔を有し、ガスケットは各マニホールド孔を囲むダミーリブ、セパレータ板は前記ダミーリブを遊合する溝をそれぞれ有する。ガスケットは、各マニホールド孔、アノード及びカソードを囲むシールリブ、並びに燃料ガス用マニホールド孔とアノードをつなぐガス通路及び酸化剤ガス用マニホールド孔とカソードをつなぐガス通路の両側にあるシールリブを有する。これらのシールリブは、セルスタックの締結力により、前記ガス通路部を除き、セパレータ板に圧接されてガスシール部を構成する。
請求項(抜粋):
(1)周縁部がシール材からなるガスケットで被覆された高分子電解質膜、前記電解質膜の一方の面に接合されたアノード、および前記電解質膜の他方の面に接合されたカソードからなる電解質膜-電極接合体、並びに(2)前記電解質膜-電極接合体を挟むアノード側導電性セパレータ板およびカソード側導電性セパレータ板からなる単位セルを具備する高分子電解質型燃料電池であって、(3)前記ガスケット、アノード側導電性セパレータ板およびカソード側導電性セパレータ板は、各一対の燃料ガス用マニホールド孔、酸化剤ガス用マニホールド孔、および冷却水用マニホールド孔を有し、(4)前記ガスケットは、(4a)アノードが位置する側の表面に、前記燃料ガス用マニホールド孔の一方からアノードを経て他方の燃料ガス用マニホールド孔へ至る燃料ガスの流路部分を囲むシールリブ、並びに、冷却水用マニホールド孔を囲むシールリブを有し、(4b)カソードが位置する側の表面に、前記燃料ガス用マニホールド孔および冷却水用マニホールド孔を囲むシールリブを有し、(5)前記アノード側導電性セパレータ板は、アノードと対向する面側の表面に、前記一対の燃料ガス用マニホールド孔を連通させる燃料ガスの流路を有し、(6)前記カソード側導電性セパレータ板は、カソードと対向する面側の表面に、前記一対の酸化剤ガス用マニホールド孔を連通させる酸化剤ガスの流路を有し、(7)前記セルを締結する締結圧により前記ガスケットの各シールリブが、前記導電性セパレータ板の表面に圧接されていることを特徴とする高分子電解質型燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (2件):
H01M 8/02 S ,  H01M 8/10
Fターム (3件):
5H026AA06 ,  5H026CC03 ,  5H026CC08
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 燃料電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-279757   出願人:アイシン精機株式会社
  • 燃料電池のシール構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-218650   出願人:三菱重工業株式会社
審査官引用 (2件)
  • 燃料電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-279757   出願人:アイシン精機株式会社
  • 燃料電池のシール構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-218650   出願人:三菱重工業株式会社

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