特許
J-GLOBAL ID:200903084365502832

油圧駆動単軌条運搬車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川瀬 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-069173
公開番号(公開出願番号):特開平9-229187
出願日: 1996年02月28日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【目的】 無人運転でありながら、エンストを起こさず積み荷や傾斜に応じて最適の速度で走行できる強力な油圧駆動単軌条運搬車を提供すること。【構成】 ディーゼルエンジンによって、可変容量型油圧ポンプを回転させ閉鎖油圧系によって接続される油圧モータに油を送給し、油圧モータを回転させる。油圧ポンプの斜板角を段階的に変える事によって油送給量を変え、速度を段階的に切り替える。ディーゼルエンジンの回転数を監視し、負荷に対して余裕のある正常回転数の場合は速度を1段階上げ、正常回転数より低く負荷に対してエンジン能力が平衡する回転数の場合はその速度を維持し、平衡回転数より低くエンストが起こり得る予兆の回転数の場合は速度を1段階下げるようにする。降坂時において正常回転数よりもさらに回転数が高い場合は速度を1段階下げる。
請求項(抜粋):
ラックを備えた単軌条レ-ルを走行する単軌条運搬車であって、上車輪と下車輪によってレ-ルを保持しレ-ル上を動き得る適数の走行装置と、走行装置のうえに走行装置に対して換向可能に取り付けられる動力車と、動力車の上に取り付けられるディーゼルエンジンと、ディーゼルエンジンによって回転し斜板の角度によって油送給量を変動させることができる可変容量型油圧ポンプと、前記走行装置のいくつかに設けられた油圧モータと、油圧モータと油圧ポンプを連絡する油の閉鎖循環系と、油圧モータを持つ走行装置に設けられラックに噛合する駆動ピニオンと、同じ走行装置に設けられ油圧モータの回転を減速しながら駆動ピニオンに伝達する歯車動力伝達系と、可変容量型油圧ポンプの斜板角を変化させるためのEDCコイルと、EDCコイル電流を段階的に変え一速、二速、三速、...、最高速というように段階的に速度を切り替える速度制御部と、ディーゼルエンジンの回転数を監視する回転計とを含み、ディーゼルエンジンの回転数を、エンジン能力にまだ余裕のある正常回転数と、それより速く危険である過速回転数と、正常回転数より低くディーゼルエンジンの能力と負荷が平衡する平衡回転数と、平衡回転数より低くエンスト直前のエンスト予兆回転数とに分けて設定し、ディーゼルエンジン回転数が、平衡回転数の場合は現在の速度を維持し、過速回転数或いはエンスト予兆回転数の場合は速度を1段階落とし、正常回転数の場合は速度を1段階上げるようにし、最高速の場合は正常回転数或いは平衡回転数のときに最高速を維持するようにしたことを特徴とする油圧駆動単軌条運搬車。
IPC (5件):
F16H 61/18 ,  B61B 13/02 ,  B61B 13/04 ,  F16H 61/40 ,  F16H 59:42
FI (5件):
F16H 61/18 ,  B61B 13/02 A ,  B61B 13/02 F ,  B61B 13/04 E ,  F16H 61/40 P

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