特許
J-GLOBAL ID:200903084366783770

プロピレン/エチレン-α-オレフィン系ブロック共重合体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-140240
公開番号(公開出願番号):特開平9-316147
出願日: 1996年06月03日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】ランダム性に富んだ組成分布の狭いゴム状共重合体をブレンドすることなく、耐衝撃性と剛性のバランスに優れたプロピレン/エチレン-α-オレフィンブロック共重合体およびその製造方法の提供。【解決手段】ポリプロピレン成分とエチレン-α-オレフィン(C4〜18)ランダム共重合体成分ブロック共重合体で、下記(I) 〜(III) の特性を有するもの及びその製造方法。(I) 極限粘度[η]が0.5〜5.0dl/gであるポリプロピレン成分が50〜95wt%。(II)ランダム共重合体成分中のα-オレフィン含量が5〜40mol%、下記ρ値が0.5〜1.5の範囲であるランダム共重合体成分が5〜50wt%。一般式 ρ=2[E]・[A]/[EA]([E],[A]はエチレン,α-オレフィンの含有モル分率、[EA]はエチレンとα-オレフィンのダイアッド連鎖のモル分率)(III) ブロック共重合体の極限粘度[η]が0.5〜5.0dl/g。
請求項(抜粋):
ポリプロピレン成分とエチレン-α-オレフィン(ただし、α-オレフィンの炭素数は4〜18である)ランダム共重合体成分とがそれぞれブロック共重合してなり、かつ下記 (I)〜(III)の特性を有するプロピレン/エチレン-α-オレフィン系ブロック共重合体。(I) テトラリン中、135°Cで測定した極限粘度([η])が0.5〜5.0dl/gであるポリプロピレン成分が50〜95wt%。(II) ランダム共重合体成分中のα-オレフィン含量が5〜40mol%であり、ランダム共重合体成分において、下記一般式で表せられるρ値が0.5〜1.5の範囲であるエチレン-α-オレフィンランダム共重合体成分が5〜50wt%。一般式 ρ=2[E]・[A]/[EA](式中、[E]はエチレンの含有モル分率、[A]はα-オレフィンの含有モル分率、[EA]はエチレンとα-オレフィンのダイアッド連鎖のモル分率を示す。)(III) テトラリン中、135°Cで測定したプロピレン/エチレン-α-オレフィン系ブロック共重合体の極限粘度([η])が0.5〜5.0dl/g。
IPC (2件):
C08F297/08 MRH ,  C08F 4/642 MFG
FI (2件):
C08F297/08 MRH ,  C08F 4/642 MFG
引用特許:
審査官引用 (1件)

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