特許
J-GLOBAL ID:200903084368830318

載置台式のカメラを用いた写真測量システム及び基準棒装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-057915
公開番号(公開出願番号):特開2003-097946
出願日: 2002年03月04日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】 航空機を用いないで、現場で直ぐに送電線下支障樹木の離隔距離が分かるシステムを得る。【解決手段】 基準棒2を用いてデジタルカメラ3、4でステレオ画像を撮影する。そして、パソコン5が両方の画像を一組とするモデル座標系を構築する。次に、現場では基準棒2を用いて測定対象物を撮影させて、このステレオ画像をパソコン5が画面に表示し、画面で指定された求点の座標をモデル座標系に定義した後に、左カメラのカメラ座標系に変換して、2点の求点の離隔距離を求めて知らせる。所定の基準長を得るための基準棒を、その全長を短くし且つ2台のカメラの相互関係を正確に維持する。
請求項(抜粋):
基準棒にカメラを取り付けて、該カメラが測定対象を撮影可能に観測位置に設け、前記カメラで得たステレオ画像を内部に取り込んで前記画像上の指定の対象物同士の離隔距離を求める画像処理装置とからなる写真測量システムであって、前記基準棒は、所定長のレールを有し、該レール上にカメラが載置される台を左右に摺動可能で、かつ固定可能に取り付けてなり、前記画像処理装置は、前記基準棒の左側で撮影した左画像と、右側で撮影した右画像とを内部に取り込んだ後に、前記基準棒の長手方向をX軸に取ったモデル座標系を定義する初期設定手段と、前記モデル座標系が定義された後に、前記カメラで撮影された左画像、右画像を内部に取り込んで画面に表示させ、それぞれの画面で指定された2点の求点の座標を、前記モデル座標系でそれぞれ求める手段と、前記2点の求点のモデル座標を、前記左カメラの投影中心を原点とするカメラ座標系に変換する手段と、前記カメラ座標系で定義された2点の間の空間ベクトルを求め、該空間ベクトルの差から前記2点の離隔距離を求めて知らせる手段とを有することを特徴とする載置台式のカメラを用いた写真測量システム。
IPC (2件):
G01C 11/02 ,  G06T 1/00 315
FI (2件):
G01C 11/02 ,  G06T 1/00 315
Fターム (5件):
5B057BA13 ,  5B057CA13 ,  5B057CA16 ,  5B057CD01 ,  5B057DC02
引用特許:
審査官引用 (6件)
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