特許

J-GLOBAL ID：200903084369156602

電磁石を使用した宇宙飛行体の結合・分離装置、及び、結合・分離方法

発明者： 川口 昭良
出願人/特許権者： 日本電気エンジニアリング株式会社
代理人 (1件)： 木村 満 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-323378
公開番号（公開出願番号）：特開2000-142598
出願日： 1998年11月13日
公開日（公表日）： 2000年05月23日
要約：

【要約】【課題】 宇宙飛行体の結合、分離をスムーズに行う。【解決手段】 人工衛星(宇宙飛行体)1の接合面3-1には、複数の磁石11が備えられている。また、ロケット(宇宙飛行体)2の接合面3-2には、磁石11と対向する位置に、複数の電磁石12が設置されている。TLM/CMD(テレメトリ/コマンド)インタフェース装置13は、磁石11と電磁石12とのそれぞれ間に、所定の大きさの力が作用するように、複数の電磁石12のそれぞれに流れる電流の向きと大きさを制御する。

請求項（抜粋）：

電磁石を使用して、第1の宇宙飛行体と第2の宇宙飛行体とを結合及び/又は分離する結合・分離装置であって、前記第1の宇宙飛行体の前記第2の宇宙飛行体との接合面に設けられ、該第2の宇宙飛行体に設けられた複数の磁石と対向する位置に配置された電磁石と、複数の前記電磁石に電流を供給するバッテリと、複数の前記電磁石と前記第2の宇宙飛行体の磁石とのそれぞれの間に、所定の大きさの力が作用するように、前記電磁石のそれぞれに流れる電流の向き及び大きさを制御する制御手段と、を備えることを特徴とする宇宙飛行体の結合・分離装置。