特許
J-GLOBAL ID:200903084375890296
共通の機能特性を有する化学構造をコンピューターによって設計する方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平木 祐輔 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-533880
公開番号(公開出願番号):特表2000-507940
出願日: 1996年03月22日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】本発明は、立体配置と結合親和力との特定の組合せに基づいて共通した有用な機能特性を共有する化学構造を設計するためのコンピューターによる方法に係る。特に、本発明は、機能上生物学的受容体に類似するコンピューターでシミュレートされた受容体の製造方法を提供する。これらシミュレートされた受容体は、既知の標的分子に対して最適化された選択的親和力を示すように設計される。次いで、シミュレートされた受容体に対する選択的親和力を示す化学構造を作製し進化させる。
請求項(抜粋):
予め選択された機能特性を有する化学構造を設計するためのコンピューターに基づく方法であって、 (a)線形文字配列にコードされているシミュレートされた受容体表現型の物理的モデルを作製し、少なくともひとつの定量可能な機能特性を共有する一組の標的分子を用意し、 (b)各標的分子に対して、 (i)有効な親和力計算を用いて、該受容体と該標的分子との間の親和力を複数の配向の各々で計算し、 (ii)計算された親和力を合計することによって合計親和力を計算し、 (iii)最大親和力を同定し、 (c)計算された合計親和力および最大親和力を用いて、 (i)該最大親和力と該定量可能な機能特性との間の最大親和力相関係数を計算し、 (ii)該合計親和力と該定量可能な機能特性との間の合計親和力相関係数を計算し、 (d)該最大相関係数および該合計相関係数を用いて適合係数を計算し、 (e)該受容体の構造を変化させ、予め選択された適合係数を有する受容体の集団が得られるまで工程(b)〜(d)を繰返し、 (f)分子線形文字配列にコードされた化学構造の物理的モデルを用意し、前記有効な親和力計算値を用いて複数の配向にある各受容体と該化学構造との間の親和力を計算し、計算された親和力を用いて親和力適合性スコアを計算し、 (g)該化学構造を変化させて化学構造の変形体を生成させ、工程(f)を繰返し、 (h)その親和カスコアが予め選択した親和カスコアに近い化学構造の変形体を保持し、かつさらに変化させる、各工程を含んでなる前記方法。
IPC (4件):
C07B 61/00
, C12N 15/00
, G06F 17/50
, G06F 17/00
FI (4件):
C07B 61/00 Z
, G06F 15/60 638
, C12N 15/00 Z
, G06F 15/20 D
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