特許
J-GLOBAL ID:200903084379487623

複合希土類ボンド磁石

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-303254
公開番号(公開出願番号):特開平6-132107
出願日: 1992年10月16日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】 NdFeB系の異方性ボンド磁石では、磁石合金の粉砕により磁気特性が劣化するため比較的粗な粉体を用いている。また、SmFeN系異方性ボンド磁石では単軸粒子に依存する保磁力機構のために、数μmの微粉が用いられている。これらの粗粉末あるいは微粉末の単独では圧縮成形性が悪いので充填密度が上がらず、ボンド磁石としての磁気特性は十分でない。本発明の目的はこれらの磁石粉末の圧縮成形性を改良して高い磁気特性を示すボンド磁石を提供することである。【構成】 NdFeB系の50〜500μmの磁石粉にSmFeN系の10μm以下の磁石粉を均一混合し、コンパウンド後圧縮成形することにより単独では得られなかった充填密度を実現した。また、同様な効果がNdFeBとSm2 Co17の混合系、Sm2 Co17とSmFeNの混合系でも得られた。【効果】 焼結磁石に匹敵する高い磁気特性を示すボンド磁石が得られる。
請求項(抜粋):
R(Rは希土類元素)20〜45重量%、Fe50〜75重量%およびB0.5〜5重量%を主成分とし、主相がNd2 Fe14Bからなり、粒度が50〜500μmの異方性磁石粉と、Sm30重量%、Fe65〜80重量%およびN1〜6重量%を主成分とし、粒度が10μm以下の異方性SmFeN系磁石粉とを均一混合して得られる複合磁石粉をバインダーとともに磁場中圧縮成形して得られることを特徴とする複合希土類ボンド磁石。
IPC (4件):
H01F 1/08 ,  C22C 38/00 303 ,  H01F 1/053 ,  H01F 7/02

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