特許
J-GLOBAL ID:200903084380963773

容積型ポンプ装置とそれを用いた流量変動防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安村 高明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-049921
公開番号(公開出願番号):特開平5-280470
出願日: 1991年03月14日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 流体吐出し量と吐出し速度とがポンプ装置に供給される流体の供給量と供給速度の変動に影響されない容積型ポンプ装置を提供する。【構成】 可撓性チューブ34、入口部34a、ポンプ部34b、出口部34cをカム駆動式プランジャー48の前後進に応動して変形させることにより、流体を給送する。容積型ポンプ装置30にはシャーシが備わっていて、そのシャーシには入口部に近接して入口側弁46が、また、出口部に近接して出口側弁52が設けられている。この入口側弁は可撓性部材の入口部に作用して流入路における流体の流れを制御し、ポンプ動作サイクル中に可撓性部材の入口部に対して第1及び第2シール力を作用させるようになっている。第1シール力は、ポンプ室内の流体が所定レベルを越えるまで始めて加圧されると、ポンプ室から流入路へと流体を流すのに使われている。第2シール力は流入路への流体の流れを阻止して、流出路へ流す。
請求項(抜粋):
可撓性部材の異なった部分であって、ポンプ室、入口側流路、出口側流路を形成する部分を弾性的に屈曲させることにより、当該可撓性部材で形成された流路を介して流体を給送するものであって、前記ポンプ室を形成する可撓性部材の部分を屈曲させると当該ポンプ室の容積が減少すると共に、ポンプ室内の流体を吐き出すようになっている容積型ポンプ装置であって、a) シャーシと、b) 入口側流路での流体の流れを制御すべく可撓性部材の入口部に作用するように前記入口側流路に近接して前記シャーシに配設してあって、ポンプ室内の流体が所定レベル以上に始めて加圧されると前記入口部を介してポンプ室から流体が流れるのを許容する第1シール力と、該第1シール力よりもほぼ大きい力にして、ポンプ室から入口側流路を介して流体が流れるのを遮断して、ポンプ室内で加圧された流体が出口側流路へ吐き出されるのを許容する第2シール力とをポンプ動作サイクル時に可撓性部材の前記入口部に作用させる入口側弁と、c) ポンプ室に近接して前記シャーシに配設してあって、ポンプ室内の液体を吐き出すべく可撓性部材のポンプ部を変形させるプランジャーと、d) 出口側流路での流体の流れを制御すべく可撓性部材の出口部に作用するように前記出口側流路に近接して前記シャーシに配設してあって、前記出口側流路を介してポンプ室から流体が流れるのを許容する順流シール力と、該順流シール力よりもほぼ大きい力にして、出口側弁での流体の流れを完全に遮断する逆流シール力とをポンプ動作サイクル時に可撓性部材の前記出口部に作用させる出口側弁と、e) 所定流量にて出口側流路を介して流体が吐き出されるようにポンプ動作サイクル時に可撓性部材の前記部分を変形させるべく、入口側弁と出口側弁とプランジャーとを作動させる作動手段とからなることを特徴とする容積型ポンプ装置。
IPC (3件):
F04B 49/00 331 ,  F04B 43/12 ,  F04B 49/10 321

前のページに戻る