特許
J-GLOBAL ID:200903084386963864
音声符号化方法および音声符号化方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-355746
公開番号(公開出願番号):特開平11-184499
出願日: 1997年12月24日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】4kbit/s程度の低レート符号化においても符号化歪みが感知されにくい音声符号化方法を提供する。【解決手段】パルス列設定部113からのピッチ周期で繰り返されるピッチパルス列から合成した波形と適応符号帳101から出力される駆動音源信号をピッチ周期で繰り返して適応符号ベクトルを音声から合成した波形との間の誤差がより小さくなるように、雑音符号帳120から出力される雑音ベクトルを位相適応部119で切り出すための位相シフト量を探索する位相探索部112を含み、位相探索部112は合成フィルタ部104の合成フィルタ情報に基づいて特性が設定される擬似聴覚重み付け合成フィルタ114,115によりピッチパルス列および適応符号ベクトルをそれぞれ音声として合成した合成波形の間の誤差がより小さくなるように位相シフト量を探索する。
請求項(抜粋):
(a) 過去の駆動音源信号を格納した適応符号帳から出力される駆動音源信号をピッチ周期で繰り返すことにより適応符号ベクトルを生成するステップと、(b) 前記ピッチ周期で繰り返されるパルス列から合成した波形と前記適応符号ベクトルから合成した波形との間の誤差がより小さくなるように、複数の雑音ベクトルを格納した雑音符号帳から出力される雑音ベクトルを切り出すための位相シフト量を探索する位相シフト量探索ステップと、(c) 前記位相シフト量に従って切り出された雑音ベクトルを前記ピッチ周期で周期化することにより雑音符号ベクトルを生成するステップと、(d) 入力音声信号の分析結果から求められる合成フィルタ情報に従って特性が決定された第1の合成フィルタを前記適応符号ベクトルと雑音符号ベクトルを用いて駆動することにより合成音声信号を生成するステップと、(e) 前記第1の合成フィルタの特性を表す合成フィルタ情報を符号化するステップと、(f) 前記合成音声信号の聴覚重み付け後の歪みがより小さくなる前記ピッチ周期および前記雑音ベクトルを探索するステップとを備え、前記位相シフト量探索ステップは、擬似的に聴覚重み付けを行って音声を合成するための第2の合成フィルタを前記合成フィルタ情報に基づいて構成し、該第2の合成フィルタにより前記パルス列から合成した合成波形と該第2の合成フィルタにより前記適応符号ベクトルから合成した合成波形との間の誤差がより小さくなるように前記位相シフト量を探索することを特徴とする音声符号化方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G10L 9/14 G
, G10L 9/18 E
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