特許

J-GLOBAL ID：200903084387260816

電気二重層キャパシタ用リン化合物複合活性炭及びその製造方法

発明者： 吉野 良雄 ,  井 昭宏 ,  竹田 由孝 ,  鈴木 光雄
出願人/特許権者： 三菱化学カルゴン株式会社
代理人 (1件)： 重野 剛
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2007-117120
公開番号（公開出願番号）：特開2008-021966
出願日： 2007年04月26日
公開日（公表日）： 2008年01月31日
要約：

【課題】体積当たりの静電容量が大きく、耐久性にも優れた電気二重層キャパシタを容易に実現し得るリン化合物複合活性炭を提供する。【解決手段】リン原子含有量が1000ppm以上20000ppm以下、BET比表面積が1600m2/g〜2200m2/g、平均細孔径が1.7nm以上2.1nm以下、クランストンインクレー法で算出した細孔直径が1.4nmから2.0nm間の細孔容積が0.25cm3/g以上である電気二重層キャパシタ用リン化合物複合活性炭。このリン化合物複合活性炭を、活性炭とリン酸とを130〜170°Cで混練後、成型して、100〜230°Cで加熱する第1加熱工程と、400〜600°Cで加熱する第2加熱工程と、水蒸気雰囲気中、500〜900°Cで加熱する水蒸気処理工程とを経た後、不活性ガス雰囲気下、800°C以上で焼成してリン化合物を複合化することにより製造する。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

電気二重層キャパシタに用いられる、リン化合物を複合してなる活性炭であって、該リン化合物複合活性炭中のリン原子含有量が1000ppm以上20000ppm以下で、BET比表面積が1600m2/g以上2200m2/g以下であり、平均細孔径が1.7nm以上2.1nm以下であり、かつクランストンインクレー法で算出した細孔直径が1.4nmから2.0nm間の細孔容積が0.25cm3/g以上であることを特徴とする電気二重層キャパシタ用リン化合物複合活性炭。

IPC (2件)：

H01G 9/058 ,  H01G 9/00

FI (2件)：

H01G9/00 301A ,  H01G9/24 Z

Fターム (4件)：

5E078AA02 ,  5E078AA05 ,  5E078AB02 ,  5E078BA13

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 米国特許第6,043,183号
  
• 米国特許第5,905,629号
  

審査官引用 (3件)

• 炭素材の製造方法、二次電池用負極材、非水電解質二次電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-278835   出願人：住友ベークライト株式会社
• 特開昭61-173459
  
• 活性炭の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-235827   出願人：呉羽化学工業株式会社