特許
J-GLOBAL ID:200903084388836657

エレベータの電流/電圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-005114
公開番号(公開出願番号):特開平10-194613
出願日: 1998年01月13日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 過電流及び過電圧がインバータに印加されることを防止し得るエレベータの電流/電圧制御装置を提供しようとするものである。【解決手段】 インバータ内に過電圧が印加されることを効率的に防止するため、制限電圧値を誘導電動機の回転速度により変化するように設定して、誘導電動機の印加電圧を制限する。そして、誘導電動機の3相のパラメータが平衡でない場合、過電流がインバータ内に印加されることを防止する。且つ、電流指令と実際電流値との差である電流偏差が、所定値以上、所定時間以上継続される場合、インバータの駆動を停止させる。
請求項(抜粋):
直流電圧を可変電圧及び可変周波数形態の交流に変換し、誘導電動機に印加するインバータと、該誘導電動機に流れる各相の電流を検出し、該各相の電流に従う電圧指令を発生して該インバータを制御するインバータ制御手段と、該インバータ制御手段の出力信号を受け、該信号に相応するパルス幅変調信号を生成してインバータを駆動するインバータ駆動部と、を備えたエレベータの電流/電圧制御装置において、誘導電動機の運転周波数に比例する制限電圧値を設定し、該制限電圧値未満の電圧のみを前記インバータ駆動部に印加する電圧制限器と、零相分電流を検出し、該検出値が所定基準値以上であると、前記インバータ駆動部にインバータ駆動停止信号を出力する零相分電流検出器と、電流偏差値を検出し、所定基準値以上である電流偏差値が、所定時間以上維持されると、前記インバータ駆動部にインバータ駆動停止信号を出力する電流偏差検出器と、を更に備えて構成されたことを特徴とするエレベータの電流/電圧制御装置。
IPC (2件):
B66B 1/30 ,  H02P 7/63 302
FI (2件):
B66B 1/30 H ,  H02P 7/63 302 S

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