特許
J-GLOBAL ID:200903084390679461

ヒ-トポンプ式空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-144875
公開番号(公開出願番号):特開平5-346272
出願日: 1991年06月17日
公開日(公表日): 1993年12月27日
要約:
【要約】【目的】 真夏期または厳寒期等のピ-ク負荷時においても冷房能力または暖房能力が低下することのないヒ-トポンプ式空気調和装置を提供する。【構成】 冷媒を吸着すると放熱し脱離すると吸熱する吸着材14c,15cと、これらを充填し且つエンジンEの冷却水と熱交換する第1及び第2の伝熱器14,15とを備えた伝熱装置13を設け、例えば冷房運転を行う場合には、まず、エンジンEの冷却水の熱によって第1の伝熱器14から第2の伝熱器15へ冷媒を移動しておく。次に、ヒ-トポンプ回路1の冷媒の流通を室外側熱交換器3からバイパス回路20に切換えるとともに、第2の伝熱器15の冷媒をエンジンEの冷却水の熱によって蒸発させる。この時、第2の伝熱器15では吸着材15aの吸熱作用によってバイパス回路20内のヒ-トポンプ回路側冷媒が冷却され凝縮する。また、冷房運転時は伝熱装置13に前述と逆の動作を行わせる。
請求項(抜粋):
室内側熱交換器と、室外側熱交換器と、エンジンの回転力によって駆動する圧縮機とを有するヒ-トポンプ回路を備えたヒ-トポンプ式空気調和装置において、熱媒体を吸着すると放熱し脱離すると吸熱する吸着材を有するとともに、該吸着材と前記エンジンの冷却水との熱交換が可能で、且つ互いに吸着材の熱媒体を移動し得るよう連結された二つの伝熱器と、エンジンの冷却水を何れか一方の伝熱器に循環させる切換手段と、一方の伝熱器と熱的に接触し、且つヒ-トポンプ回路の室外側熱交換器に並列に接続されたバイパス回路と、ヒ-トポンプ回路の熱媒体を室外側熱交換器またはバイパス回路に流通させる切換手段とを設けたことを特徴とするヒ-トポンプ式空気調和装置。
IPC (3件):
F25B 13/00 351 ,  F25B 27/00 ,  F25B 27/02

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