特許
J-GLOBAL ID:200903084392903130

流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-071573
公開番号(公開出願番号):特開平10-267070
出願日: 1997年03月25日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 流体室の内圧制御を、少ない部品点数と簡単な構造をもって有利に行うことが出来、それによって有効な防振特性の能動的制御が実現され得る、軽量コンパクトな流体封入式防振装置を提供すること。【解決手段】 流体室80の壁部の一部を構成する可動部材50の背後に作用空気室90を形成し、該作用空気室90に外部から負圧力を及ぼすことにより可動部材50を加振して流体室80に内圧変動を生ぜしめると共に、皿ばね70を可動部材50に重ね合わせ状態で配設し、負圧力によって変位せしめられた可動部材50に対し、皿ばね70の弾性による復元力が、可動部材50を原位置に復帰させる方向に及ぼされるようにした。
請求項(抜粋):
互いに離隔配置された第一の取付部材と第二の取付部材を本体ゴム弾性体で連結すると共に、非圧縮性流体が封入された流体室を形成し、該流体室の壁部の一部を可動部材で構成せしめて、該可動部材を加振することにより、該流体室の内圧を制御せしめて防振特性を調節するようにした流体封入式防振装置において、前記可動部材を挟んで前記流体室とは反対側に密閉された作用空気室を形成せしめて、該作用空気室に対して外部から及ぼされる負圧力に基づいて該可動部材に加振力が及ぼされるようにすると共に、かかる可動部材の少なくとも一方の側に皿ばねを配設し、該皿ばねによって該可動部材を弾性的に支持せしめて、前記負圧力によって変位せしめられた前記可動部材に対して該皿ばねの弾性による復元力が及ぼされるようにしたことを特徴とする流体封入式防振装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-233237

前のページに戻る